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2019/10/10 借地地代改定について



本日も弊社HPをご覧いただきありがとうございます。
今回は業務課アシスト社員が担当致します。
 
風が涼しくなり秋らしく過ごしやすい季節になりましたね。
秋といえば…私はやっぱり「食欲の秋」が一番に来てしまいます。
 
中でも、毎年秋の楽しみは、
北海道に住む実家の母が送ってくれる
「イクラの醤油漬け」です。
 
 
 
自家製の醤油漬けは本当に美味しくて瓶にぎっしり詰まったイクラ
があっという間に消えていきます。
 
夜が長くなってくるこの季節、お休みの日は温かい食事を楽しんで
食べられるようにして季節の変わり目に体調崩さないよう管理をし
っかりしていきたいと思います。


 
さて、今回は弊社でもお客様より相談を受ける事もある「借地」に
ついてです。
借地は何代にも渡っている事もあり、長い年月の中で口約束の契約
が行われており、書面がなく始まりの時期が不明な事、土地の賃貸
借が始まった当初から経済発展や物価上昇していても賃料が改定さ
れずに更新されている事も多々あります。
そこで、地代が相場と比較して不相応となった場合に、地代の値上
げ交渉をする事となります。

算出方法はまちまちで下記のようなものがありますが、これらを複
数調べて総合的に判断するのが一般的です。
 
  • ・公租公課倍率法
  • ・積算法/利回り法
  • ・賃貸事例比較法
  • ・収益分析法
  • ・スライド法
  • ・差額積算法
 
このように地代を見直した後には、それを基に借主の承諾を得る交
渉も必須になりますので、地主さんが個々で行う事はあまり現実的
でなく、専門家による裏付けや土地価格の変動などの情報、書面が
なければ書面作成し、面積が不明瞭な場合は測量が必要となる場合
もあります。また、改定のタイミングとしても更新の時期や固定資
産税が上がった時に合わせるなど借主の理解を得やすい時期を見極
めスムーズに交渉を進める事も重要になります。
 
土地を貸して、借主が建物所有を目的としている場合には借地権が
発生するため、非常に長い付き合いになります。
何十年もの期間にわたって契約関係が続くため、安定した収入に繋
がる一方で、借地料を決める際には慎重にならなければなりません。
相場をよく把握せずに安い借地料で契約してしまうと、長期間にわ
たって損をすることになります。
地代改定のタイミングについても土地価格の動向などを把握して進
めなくてはなりません。
 
借地について、これまで何も見直しをしていない、書面締結や更新
がなされていないなどお困りのことがございましたら弊社までご相
談ください。
 
~我々インテリジェンス・ネットワーク一同は、お客
様の困りごとに誠心誠意向き合い最善方法をご提案
して参ります。~

 

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