本日も弊社HPにアクセスいただきまして、有難うございます。
9月も終盤に入りますが、季節の変わり目なのでしょうか、あれほどに暑い毎日でしたが、最近では気温がずいぶん穏やかになり、また突然雨が降りだして気温差の激しい日もありますね。この季節は気になる台風ですが、強い台風17号がフィリピンの東をゆっくり北上しているようです。天気、気温は何事にも影響しますので、予報で動向をしっかりと確認していきたいです。
さて、今回は先日無事滞りなく相済みました「M町アパート事業計画 ~地鎮祭~」をご報告いたします。
建築確認の申請も終わり、いよいよ着工を目指す上で「古式ゆかしき伝統」を重んじ、地鎮祭を開催いたしました。
前日の夜は雨が降りましたが、幸いにも天気は回復、無事始めることができました。草が延びておりましたので、急きょ草刈機にて社長自ら草を刈り、大判のブルーシートを敷き詰めました。
~地鎮祭(じちんさい・とこしずめのまつり)~
土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ることです。
神式と仏式があり、一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもあります。
鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言います。
それぞれの儀式の所以をご説明いたしますと・・・
1.修祓(しゅばつ)
祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式です。
2.降神(こうしん)
祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎えます。
3.献饌(けんせん)
神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。酒と水の蓋を取る。
4.祝詞 奏 上(のりとそうじょう)
その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。
5.切麻散供(きりぬささんく)
四方祓(しほうはらい) 土地の四隅のお祓いをし、清めます。
天地を祓い此の地に宿る精霊に幣帛(へいはく)を捧げます。
6.地鎮(じちん)
施主…刈初(かりそめ)、施工…穿初(うがちぞめ)、設計…鍬入(くわいれ)を行います。
「えい。えい。えい。」と掛け声で行います。
① 刈初(かりそめ)
② 穿初(うがちぞめ)
③ 鍬入(くわいれ)
7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神前に玉串を奉り拝礼する。玉串とは、榊に紙垂を付けたものを言います。
まずは宮司によります「斎主玉串を奉り拝礼」
次に、施主様を始め、7名で玉串を奉奠いたします。
8.撤饌(てっせん)
酒と水の蓋を閉じお供え物をお下げします。
9.昇神(しょうしん)
神籬に降りていた神をもとの御座所にお送りします。
10.神酒拝戴(しんしゅはいたい)
お神酒を祭壇よりお下げし、皆様に杯(かわらけ)をお配りし、お神酒を頂きます。
宮司より お言葉と献杯の御発声ののち、「おめでとうございます」「献杯」と頂きました。
その後、施主様であるK様よりご挨拶を頂きました。
今回のアパート事業計画への思いを切々とお語りになりました。
設計施工側であります弊社といたしましても、僭越ながら一言ご挨拶を申し上げました。
施主様にご納得、ご満足いただけるアパートの完成に向け、施工会社・協力会社が一同心を一つにして、“無事故・無災害”で工事を行って参ります。
無事地鎮祭が滞りなく済みましたこと、本当におめでとうございます。
施工会社、協力会社の皆様がお帰りの際には、施主様よりお祝いの品を頂きました。
おめでたい吉事にふさわしい「お赤飯」です。
~アパートのイメージ図はこちらです。~
10月1日より根切り・基礎着工の工程がスタートしてまいります。
先日もご報告いたしました、道志4社協力会による構造材、サッシ、ウッドデッキ、フローリングを使用したアパートの上棟・竣工へ向けた進捗を本HPでも引き続きご紹介させていただきます。
今後といたしましては、
①11月中旬の上棟式、現場見学会
②2月中旬の竣工式、現場見学会
③3月末~入居開始
を予定しております。
無事に完成しますよう、打ち合わせや確認を行い、また近隣の皆様にも御不憫をお掛けしないよう、安全管理に努めてまいります。
皆様のご協力のもとに、建築が進んでまいります事を常に意識して、邁進していきたい所存でございます。
横浜の水源地~道志村間伐材を利用した『水源地モデル』アパートメントの建築!!
森林を元気に!!を合言葉に、ひとつひとつの問題を解決できるよう、邁進してまいります!!
(写真)9月山梨訪問・鳴沢村~山中湖・富士山~道志村移動
建築メンテナンス担当