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先月26日に衆院本会議で行われた消費税増税法案の採決では、民主党の小沢元代表や鳩山元首相ら57人の議員が反対票を投じ、今回の法案に「政治生命を懸ける」と明言する野田首相に対する、明らかな反逆と取れる行動を起こしました。
国政の根幹である政策に関して、民主党内部で全くもって正反対の行動が起きた、これではもはや政党の体をなしていません。同じ志のもと、行動を共にする一組織としても成り立っていないと私は思います。一刻も早く、けじめをつけ、分裂すべきだと考えます。
ただ、この57人が反対票を投じたこと自体を批判ばかりするのも、どうなのでしょうか?
自らの持つ政治信念に基づき、消費税増税には反対!と決断し、離党や処分を覚悟の上で反対票を投じたのだと推測できるからです。私が思うに、最も批判されるべきは15人の棄権者だと思います。これは選挙にて国民の支持を得て、国の為に、国民の為に職務を全うすべき国会議員として、職務放棄をした、という事になると感じています。一票の格差が叫ばれている中で、15名もの議員がこのような行動にでるというのは、非常に甘い認識だと思いますし、自らの保身を優先して動いているのではないでしょうか。
反対した57人に話を戻すと、党に背いたことは間違いないのですから、潔く民主党を離党し、信念を貫いて行動して頂きたいと思います。しかし、そうではなくて民主党にまだ残ろうとするのであれば、筋が通っていないですし、野田首相も断固たる措置を取るべきではと思います。
党を守るため、処分を甘くするなどは全く納得のいかない話だと思いますし、野田首相も、輿石幹事長も何で決断をしていないのか、非常に歯がゆい部分であります。
ましてや、消費税を増税するか否かは国家、国民にとって重大な問題です。生活に直接大きな影響が及びますし、我々不動産業への影響も計り知れません。
増税は致し方ないのは、皆様どこかで理解している部分かと私は思います。
現状のように、政策とは違う部分で迷走していないで、きちっと法案を通し、世論を納得させるよう、野田首相には指揮をとってもらいたいな、と思います。
郵政民営化に政治生命をかけた、小泉前首相のように…。
さて、今回は、現在の賃貸市場、相場に関しまして少し、お話をさせて頂ければと思います。
上にも述べたとおり、増税による相場の変動が見込めますので、お読み頂ければ幸いでございます。
以前にも少し、書かせて頂きましたが、現在の賃貸市場は、
『借り手市場』であります。
昨年の春先、繁忙期明けと今年の繁忙期明けにおいて、空室物件は100件~120件の増加、賃料相場に関しては、単身者向けのお部屋で3,000円~5,000円、ファミリー向けのお部屋では5,000円~10,000円の値下がりとなっております。(弊社事務所近隣にて。三ッ沢下町~岸根公園)
オーナー様によっては、設定賃料を相場まで下げているにも関わらず、3か月~半年ほどの空室期間を出してしまっている他社様の物件も見受けられます。
そうしますと、『家賃を下げたのに、なんで決まらないの?』という疑問がオーナー様には出てくるかと思います。
理由としては非常に簡単で、『相場通りでは簡単に勝てない、決まらない』という状況だからです。設備や築年数などのメリットが必要ですし、なにより新築・築浅物件の相場がおかしくなってきております。
たとえば、1Kアパートの相場が5.5万円~6万円としましょう。
① 2008年築の木造アパート・24平米・バストイレ別・室内洗濯機置き場など。賃料5.7万円。
② 1990年築の木造アパート・25平米・バストイレ別・室内洗濯機置き場など。賃料5.5万円。
③ 新築の木造アパート・23平米・バストイレ別・室内洗濯機置き場など。家賃6.3万円。
今のお客様はインターネットで物件を探す場合がほとんどでございます。
希望条件で、【1K・バストイレ別・室内洗濯機置き場・20平米以上】と入力し、物件の一覧をだし、気になる物件を選んで詳細を見て、気に入ったら問い合わせ。という流れでございます。
おそらく、①・③はすぐにお客様の問い合わせは来るかと思います。
②の物件に関しては、おそらく苦戦するでしょう。現状、決まっていない物件では、間取りや家賃を2DK・8万や3LDK・10万と変えていっても、②に当てはまる物件が非常に多いです。
では、②に当てはまる物件を成約に持っていくには、どうするのか。という事でございますが、
【更に値下げをして、今の相場に合わせる】のではなく、【向こう2年を見据え、相場を作っていく】事が大事でございます。
少し値下げをして相場に合わせて1ヵ月以内の成約を目指すよりも、最初の収支は厳しいかもしれませんが、もう一声値下げをして、2週間以内の成約を目指しましょう。
2年後には、相場がさらに下がり、類似物件の募集賃料より高い値段で住んで頂けているはずですし、何より、相場に合わせるだけ、では成約率は格段には上がりません。もしかするとすぐに相場が下がり、また2ヶ月ほどの空室になってしまうかもしれません。
それであれば、確実に2週間後に決まる賃料を設定し、高い成約率を見込みましょう。
現状の【借り手市場】を見据えたうえで、直近期間でのお得さやメリットを出していくことで、目に留まり、問い合わせを頂き、成約に繋げていく事が大切ですし、オーナー様・ユーザー様双方にプラスになると思います。
ここで、一番大事になります相場の捉え方は非常に難しい部分はございますが、常に新鮮な、リアルタイムな情報を確認し、早急に判断をする事が大切だと考え、我々は日々の確認を行っております。
では、最後に、インテリマンとしてのおすすめスポットをご紹介させて頂きます。
熊本県は小国町の『鍋ヶ滝』でございます。
滝の規模に関しては大きいわけではございませんが、滝の裏に入っていける事が非常に特徴的な滝でございます。別名『裏見の滝』と呼ばれているそうです。
秋には紅葉もきれいで、滝の裏から見る景色は非常に神秘的だといわれております。
イオンシャワーをたっぷり感じることが出来る場所ではないでしょうか。
7月5日に行われました【道志村間伐材活用についての覚書】にもご参加いただいております、『小国ウッディ協同組合』様もお近くにございます、弊社としても縁のあるスポットでございます。
またもや横浜から少し遠い場所でのご紹介になってしまいましたが、皆様の頭の片隅にご記憶頂ければ嬉しいです!
『我々インテリジェンスネットワークグループ一同は、ユーザー様・オーナー様双方にとって、良いご縁となって頂けるよう、日々業務に取り組んで参ります。』
営業社員より