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2012/06/21 M町戸建 建替・リフォーム計画のご相談



本日も弊社ホームページをご覧いただき、有難うございます。
先日19日は台風4号が列島北東へ向けて強い勢いで駆け抜け、夜から朝にかけて
各地に被害をもたらしました。
「静岡県でプレハブ小屋が倒壊、1人が死亡、その他神奈川県も含め各地で55人が負傷」とのニュース、各地でも床上・床下浸水あわせて約150~200棟に被害があった模様です。横浜でも昼~夕方にかけ雨がぱらぱら、その後夜9時ごろには大雨になり、
夜中~朝にかけ暴風はピークに達しました。
私はアパートの3階に住んでいますが、暴風で部屋は揺れ、時折窓から外を見ると付近の樹木の葉や枝が煽られ、雨が路面を叩き付けるように降る光景を目にし、しばらくは眠れませんでした。皆様方におかれましても不安になられたことと存じます。
台風といえば、自身の10歳の誕生日に大型の台風が接近しまして、実家の屋根瓦も随分
被害を受けました。あれからもう20年が過ぎたのですが、何年経っても当時の記憶は思い出されます。
6月は梅雨時期であり、不安定な天候ですがそこに台風まで重なると、やはり自然の
猛威には何も抗えないと痛感いたします。
何より被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回は「M町戸建 建替・リフォームのご相談」をご紹介いたします。

以前より空き家になっている当物件をリフォームか建替えして、売却したいとの
ご相談を承りました。

狭小道路を入っていくと当物件はあります。




眺望は素晴らしいです!




写真左上・右上 敷地まわりは樹木が生い茂っています。
写真下 敷地下より見た当物件です。


当物件には解決すべき問題がたくさんあり、
ご提案ができるようひとつひとつ確認を進めていきます。

問題① 建物の平面図がない
   築40年以上の当建物は平面図・立面図・矩計など図面が残っていません。

 弊社はまず現況を確認するため、現地の中に入り、各部屋の大きさを計測し
間取り、配置を確認しました。
前入居者様の荷物もそのまま残っている状況でした。


問題②急斜面
   当物件の敷地の下側は「急斜面指定地域」であり、平成22年に横浜市で
  擁壁の工事が行われました。





建物と擁壁の間は約1mです。





※急斜面下のGLより安息角度30度の線上に基礎を施工しなければなりません。

問題③狭あい道路
 前面道路は「狭あい道路」と呼ばれる幅員で、軽自動車が一台すれすれで進めるほどの
幅員でした。



写真の右側が当物件です。狭くて急な坂道です。


問題④給水装置の所有名義が誰かわからない。
  →M町の管轄の水道局に訪問、前入居者のままになっていることが判明。
   「給水装置所有者変更届」を提出する必要がありました。


ご提案を進めるため、まずは問題②急斜面対策として、早急に地盤調査を進めさせていただきました。





※赤丸は計測地点です。



(写真左) 計測点① 崖側
(写真右) 計測点② 北側




推奨工法として、地盤改良・杭基礎「先端翼付圧入鋼管杭」が必要との結果が出ました。

   

上記の結果をご依頼者様へご報告させていただき、
杭基礎の建替えとして進めるかリフォームで進めるべきか検討中でございます。
よいご提案ができるように、引き続き努力させていただきます!



我々インテリジェンス・ネットワークは

お客様からのご紹介を大切に!
皆様へご満足いただけるお仕事ができますよう、
日々勉強を重ねて、貢献していきたい所存でございます。



                      建築メンテナンス担当より

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