2012/03/22 お客様相談:名匠の家シリーズ H邸
本日も当社ホームページへアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
今回お伺いしたのは、「旧横浜」とされる横浜市磯子区のH邸です。
磯子区は歴史深く、鎌倉時代源頼朝家臣で武蔵七党の将の平子平右馬丞有長氏が十郎に斬られた際、療養したといわれる真照寺があり、本堂には武の神である「毘沙門天」像が祭られています。(平成20年度には横浜市指定有形文化財認定)
また関東大震災の際の江戸屋敷被災による損害修復のため2年半の期間、肥後藩細川氏(元首相のご先祖様?)が垣根ひとつお隣久良木藩(横浜エリア)のご縁でお殿様がこの一帯で過ごしていたそうです。
普段まっくらな一帯はお殿様滞在によってランプで明るく照らされたそうで、地元では「ランプ下」と大変愛着を感じられていたそうです。
また、昭和を代表する「歌姫」美空ひばりさんの生誕の地でもあります。
この歴史深い町、お殿様がお過ごしになった場所の跡地に弊社「名匠の家シリーズ」のバリアフリー住宅「H邸」があります。
当住宅は当時弘前大学金沢教授と弊社とのコラボレーションでの設計で「高齢者・障害者にやさしい」がテーマであるバリアフリー住宅でございます。(平成18年完成)
構造体には、熊本小国杉を使用しており、とても温もりのある木造平屋の住宅です。
このバリアフリー住宅に2008年12月からお住まいでらっしゃるK様に住みごこちを伺いました。
K様は歩行や直立、手足を動かす際に不自由があるとのこと。電動車椅子もお使いになりますが、運動も兼ねできるだけ歩くように心がけてらっしゃいます。普段はヘルパーさんが一週間分の食材を購入、週に5日は食事を作りに訪問されるそうです。
写真右にはヘルパーさん作のご昼食が!
バリアフリーということで、さまざまな所に心遣いがなされている設計になっております。
3枚引き戸で間口はゆったり広々。
グレーチングで溝も段差がありません。
玄関内には横手摺!照明スイッチも。
玄関たたきと室内も段差ありません。
K様は「トイレ、お風呂が広くて使いやすい。通販で購入したトイレットペーパーなども買いだめして保管できてよい。」と仰せでした。
広々トイレ!L型手摺も。写真左には家庭用セコムの機器。
腰板には天然無垢を使用。
お風呂や洗面台も広々として使いやすいそうです。
天井梁には所々カーテンが設置されています。これは、オーナー様にて設置されたそうです。
設置の経緯としては、天井が高いため冬が寒いのでカーテンで空間を仕切って暖めるためだそうです。
また、足元が寒いのでさまざまな機器で工夫なさっていました。
そこで、弊社としては床暖房施工をご提案させていただこうと考えました。
床暖房のメリットとしては、
①空気を汚さないので換気が不要でホコリも出ない。
②部分的に暖房にすると効率が悪いので施工するのであれば全体に施工することが好ましいこと。
③灯油の購入や置き場所、換気などを考えると床暖房の方がいいこと
があげられます。
ホットカーペットの使用もK様へお話すべきですが、段差ができてしまうのではないかと危惧いたします。
その他K様からのご要望としていろいろな点を伺うことができました。
実際にお使いになってのご意見は大変貴重で、まだまだ解決すべき点もあることを痛感いたしました。
床暖房の件もさることながら、快適な空間の実現のため、貴重なご入居様のお声をもとに問題解決をご提案できれば幸いでございます。
※木造建築・賃貸・売買でのご心配事がございましたらどうぞ、お問い合わせください。
我々、インテリジェンス・ネットワークはいつも全力でお問い合わせに対応いたします。
我々、インテリジェンス・ネットワークは木造建築を通して少しでも
多くの方々へ国連の理念!水源の大切さ!森林資源の大切さ!を
全力で、お伝えして行く所存であります。
建築メンテナンス担当より
《国連 森林年テーマイラスト》
全国水源の大切さ!水資源の大切さ!!
本日も当社ホームページへアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
今回お伺いしたのは、「旧横浜」とされる横浜市磯子区のH邸です。
磯子区は歴史深く、鎌倉時代源頼朝家臣で武蔵七党の将の平子平右馬丞有長氏が十郎に斬られた際、療養したといわれる真照寺があり、本堂には武の神である「毘沙門天」像が祭られています。(平成20年度には横浜市指定有形文化財認定)
また関東大震災の際の江戸屋敷被災による損害修復のため2年半の期間、肥後藩細川氏(元首相のご先祖様?)が垣根ひとつお隣久良木藩(横浜エリア)のご縁でお殿様がこの一帯で過ごしていたそうです。
普段まっくらな一帯はお殿様滞在によってランプで明るく照らされたそうで、地元では「ランプ下」と大変愛着を感じられていたそうです。
また、昭和を代表する「歌姫」美空ひばりさんの生誕の地でもあります。
この歴史深い町、お殿様がお過ごしになった場所の跡地に弊社「名匠の家シリーズ」のバリアフリー住宅「H邸」があります。
当住宅は当時弘前大学金沢教授と弊社とのコラボレーションでの設計で「高齢者・障害者にやさしい」がテーマであるバリアフリー住宅でございます。(平成18年完成)
構造体には、熊本小国杉を使用しており、とても温もりのある木造平屋の住宅です。
このバリアフリー住宅に2008年12月からお住まいでらっしゃるK様に住みごこちを伺いました。
K様は歩行や直立、手足を動かす際に不自由があるとのこと。電動車椅子もお使いになりますが、運動も兼ねできるだけ歩くように心がけてらっしゃいます。普段はヘルパーさんが一週間分の食材を購入、週に5日は食事を作りに訪問されるそうです。
写真右にはヘルパーさん作のご昼食が!
バリアフリーということで、さまざまな所に心遣いがなされている設計になっております。
3枚引き戸で間口はゆったり広々。
グレーチングで溝も段差がありません。
玄関内には横手摺!照明スイッチも。
玄関たたきと室内も段差ありません。
K様は「トイレ、お風呂が広くて使いやすい。通販で購入したトイレットペーパーなども買いだめして保管できてよい。」と仰せでした。
広々トイレ!L型手摺も。写真左には家庭用セコムの機器。
腰板には天然無垢を使用。
お風呂や洗面台も広々として使いやすいそうです。
天井梁には所々カーテンが設置されています。これは、オーナー様にて設置されたそうです。
設置の経緯としては、天井が高いため冬が寒いのでカーテンで空間を仕切って暖めるためだそうです。
また、足元が寒いのでさまざまな機器で工夫なさっていました。
そこで、弊社としては床暖房施工をご提案させていただこうと考えました。
床暖房のメリットとしては、
①空気を汚さないので換気が不要でホコリも出ない。
②部分的に暖房にすると効率が悪いので施工するのであれば全体に施工することが好ましいこと。
③灯油の購入や置き場所、換気などを考えると床暖房の方がいいこと
があげられます。
ホットカーペットの使用もK様へお話すべきですが、段差ができてしまうのではないかと危惧いたします。
その他K様からのご要望としていろいろな点を伺うことができました。
実際にお使いになってのご意見は大変貴重で、まだまだ解決すべき点もあることを痛感いたしました。
床暖房の件もさることながら、快適な空間の実現のため、貴重なご入居様のお声をもとに問題解決をご提案できれば幸いでございます。
※木造建築・賃貸・売買でのご心配事がございましたらどうぞ、お問い合わせください。
我々、インテリジェンス・ネットワークはいつも全力でお問い合わせに対応いたします。
我々、インテリジェンス・ネットワークは木造建築を通して少しでも
多くの方々へ国連の理念!水源の大切さ!森林資源の大切さ!を
全力で、お伝えして行く所存であります。
建築メンテナンス担当より
《国連 森林年テーマイラスト》
全国水源の大切さ!水資源の大切さ!!