2012/03/08 シンポジウム「間伐材の循環する村づくりを考える」
本日も弊社ホームページにアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
平成24年2月28日に道志村森林再生協議会主催のシンポジウムが開催されました。
テーマは~道志村の森林を再生する担い手の育成をめざして~と題され、下記の通りプログラム進行となりました。
1) 開会挨拶 道志村森林再生協議会代表より
2) 村長挨拶 道志村村長より
3) 来賓挨拶 ライオンズクラブ303-B 地区ガバナーより
4) 基調講演
5) 事業報告 道志村森林再生協議会代表より
6) 事例紹介
7) パネルディスカッション
8) 質疑応答
9) 閉会挨拶 道志村産業振興課長より
会場は200名程度の来場可能な席が設けられ、人の出入りはあったものの、120名程度の来場客があったように思います。
私達インテリジェンス・ネットワークでは、昨年、横浜市西区に建築した南軽井沢アパートメントに、本年2月に道志村木材を使用したウッドデッキを完成させました。
そのご縁もあって、このシンポジウムの会社展示コーナーにて、当社の環境事業への取り組みや南軽井沢アパートメントとウッドデッキ建設のご紹介をさせて頂きました。
中心に飾ってあります木の額は、南軽井沢アパートメントのウッドデッキ設置を記念に道志村にある木工所に作成を依頼したもので、材質はウッドデッキと同じ素材の杉材で出来ています。
額の印字してある文字(焼付き文字)に興味を示されるお客様が何人かいらっしゃって、「どうやってこの文字を刻むのですか?」などと、専門的な質問も出てきてしどろもどろしてしまう場面もありました。
シンポジウムについては、4時間近くに渡り多数の方より環境事業についての貴重なお話を頂き大変勉強になりました。印象に残った言葉を自分なりに箇条書きにてまとめてみました。
・高度情報社会により個人化が進み、横の付き合いが減っている。
・内と外とをつなぐ縁側のある住宅が減っている。
・縁側の役目こそが必要とされる。(道志村と町をつなぐ役目)
・自給自足の原点にかえることが環境事業への寄与となる。
・環境について考える事、まずは現場に足を運び体感する事が大事。
・横浜市の水源林でもある道志の山は、今も間伐後の木材が多く横たわっている。
・企業出資で森林整備を行う“どうしの森づくり”間伐地登録制度があり、実際に森林整備活動を行っている企業がある。
・2011年12月に「木の駅どうし」が開設され、温泉をわかす薪ボイラーなどに利用されるなど、木材流通が一本化されている。
などなど…
パネルディスカッションでは、山林を整備する為にはお金と人の力が必要で、どうすれば山林にお金が回るのか、物価の高い国産木材製品の価値を上げる為には考え方から見直す必要があるなど、具体的な話にも触れ討論が交わされました。
また、最後に来場者からの質問タイムについては、ある学校の元校長先生より、学校校舎の内装の傷んでいる箇所を、木材利用にて修復するなどの具体的活動を考えて欲しいとの熱い意見があり、聴衆者である私も「ハット」しました。
結局の所、県や市が(に)働きかけることが必要なのだと思いました。
木材を必要としている人は大勢いると思います。また、木材や間伐材など、木を流通させたい山元も沢山ある事でしょう。
山と町(市町村)を結ぶ、そんな企業が「インテリジェンス・ネットワーク」なんだと再確認しました。
一流企業のように、大それた活動は出来なくとも、考えること、思うこと、行動に移すことが大事なことだと思います。
そして、シンポジウムの後は懇親会が行われました。
懇親会は「驛の食卓」というお店で行われました。
このお店は1階で地ビールを作る機械があり、道志村の水を利用してビールを作っているそうです。
お店を入ってすぐに機械があるので圧巻です。また、店頭では野菜やお菓子が並んでいて、時々道志村の食材も並ぶそうです。
その懇親会ですが、私共は会社より多数人で参加したのですが、全員の席がばらばらになるよう配置されていて、縁あって同席した方々とお食事と楽しく歓談が出来ました。
私の座った席には、静岡で「木こり」を営んでいる方、様々な法人へ間伐地の斡旋を行っている会社の方、大手企業の環境事業に携わる仕事をされている方の4名でした。
話の中には、「環境事業やボランティア活動において、利点がないと人は興味を持たない。
例えば、去年流行にもなった山ガールなど、アイドル的存在を作って宣伝して山へ足を運んでもらう(山ガール48♪みたいな…)」、「ボランティア活動をするとポイントがついて、山間部での買い物ポイントとして使える」などの意見があり、楽しく会話が弾み、また、みなの熱い思いに圧倒されました。
私自身は環境事業に対してまだまだ勉強不足で、話を聞く事に必死でしたが、それぞれに日々環境事業に携わり、それぞれこの会に対して思う所があり、楽しい会でもあり、またたくさんの話を聞いて見聞も広がり大変勉強にもなりました。
今後、日本の財産である森林を守り育て、森林を健全な姿で、次の世代に引き継いでいくことが求められております!
『森林の大切さ!水の大切さ!森を元気に!』 を合言葉に
私たち、インテリジェンス・ネットワーク社員一人ひとりが、少しでも皆様にお伝えできれば幸いで御座います。
インテリジェンス女子社員
本日も弊社ホームページにアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
平成24年2月28日に道志村森林再生協議会主催のシンポジウムが開催されました。
テーマは~道志村の森林を再生する担い手の育成をめざして~と題され、下記の通りプログラム進行となりました。
1) 開会挨拶 道志村森林再生協議会代表より
2) 村長挨拶 道志村村長より
3) 来賓挨拶 ライオンズクラブ303-B 地区ガバナーより
4) 基調講演
5) 事業報告 道志村森林再生協議会代表より
6) 事例紹介
7) パネルディスカッション
8) 質疑応答
9) 閉会挨拶 道志村産業振興課長より
会場は200名程度の来場可能な席が設けられ、人の出入りはあったものの、120名程度の来場客があったように思います。
私達インテリジェンス・ネットワークでは、昨年、横浜市西区に建築した南軽井沢アパートメントに、本年2月に道志村木材を使用したウッドデッキを完成させました。
そのご縁もあって、このシンポジウムの会社展示コーナーにて、当社の環境事業への取り組みや南軽井沢アパートメントとウッドデッキ建設のご紹介をさせて頂きました。
中心に飾ってあります木の額は、南軽井沢アパートメントのウッドデッキ設置を記念に道志村にある木工所に作成を依頼したもので、材質はウッドデッキと同じ素材の杉材で出来ています。
額の印字してある文字(焼付き文字)に興味を示されるお客様が何人かいらっしゃって、「どうやってこの文字を刻むのですか?」などと、専門的な質問も出てきてしどろもどろしてしまう場面もありました。
シンポジウムについては、4時間近くに渡り多数の方より環境事業についての貴重なお話を頂き大変勉強になりました。印象に残った言葉を自分なりに箇条書きにてまとめてみました。
・高度情報社会により個人化が進み、横の付き合いが減っている。
・内と外とをつなぐ縁側のある住宅が減っている。
・縁側の役目こそが必要とされる。(道志村と町をつなぐ役目)
・自給自足の原点にかえることが環境事業への寄与となる。
・環境について考える事、まずは現場に足を運び体感する事が大事。
・横浜市の水源林でもある道志の山は、今も間伐後の木材が多く横たわっている。
・企業出資で森林整備を行う“どうしの森づくり”間伐地登録制度があり、実際に森林整備活動を行っている企業がある。
・2011年12月に「木の駅どうし」が開設され、温泉をわかす薪ボイラーなどに利用されるなど、木材流通が一本化されている。
などなど…
パネルディスカッションでは、山林を整備する為にはお金と人の力が必要で、どうすれば山林にお金が回るのか、物価の高い国産木材製品の価値を上げる為には考え方から見直す必要があるなど、具体的な話にも触れ討論が交わされました。
また、最後に来場者からの質問タイムについては、ある学校の元校長先生より、学校校舎の内装の傷んでいる箇所を、木材利用にて修復するなどの具体的活動を考えて欲しいとの熱い意見があり、聴衆者である私も「ハット」しました。
結局の所、県や市が(に)働きかけることが必要なのだと思いました。
木材を必要としている人は大勢いると思います。また、木材や間伐材など、木を流通させたい山元も沢山ある事でしょう。
山と町(市町村)を結ぶ、そんな企業が「インテリジェンス・ネットワーク」なんだと再確認しました。
一流企業のように、大それた活動は出来なくとも、考えること、思うこと、行動に移すことが大事なことだと思います。
そして、シンポジウムの後は懇親会が行われました。
懇親会は「驛の食卓」というお店で行われました。
このお店は1階で地ビールを作る機械があり、道志村の水を利用してビールを作っているそうです。
お店を入ってすぐに機械があるので圧巻です。また、店頭では野菜やお菓子が並んでいて、時々道志村の食材も並ぶそうです。
その懇親会ですが、私共は会社より多数人で参加したのですが、全員の席がばらばらになるよう配置されていて、縁あって同席した方々とお食事と楽しく歓談が出来ました。
私の座った席には、静岡で「木こり」を営んでいる方、様々な法人へ間伐地の斡旋を行っている会社の方、大手企業の環境事業に携わる仕事をされている方の4名でした。
話の中には、「環境事業やボランティア活動において、利点がないと人は興味を持たない。
例えば、去年流行にもなった山ガールなど、アイドル的存在を作って宣伝して山へ足を運んでもらう(山ガール48♪みたいな…)」、「ボランティア活動をするとポイントがついて、山間部での買い物ポイントとして使える」などの意見があり、楽しく会話が弾み、また、みなの熱い思いに圧倒されました。
私自身は環境事業に対してまだまだ勉強不足で、話を聞く事に必死でしたが、それぞれに日々環境事業に携わり、それぞれこの会に対して思う所があり、楽しい会でもあり、またたくさんの話を聞いて見聞も広がり大変勉強にもなりました。
今後、日本の財産である森林を守り育て、森林を健全な姿で、次の世代に引き継いでいくことが求められております!
『森林の大切さ!水の大切さ!森を元気に!』 を合言葉に
私たち、インテリジェンス・ネットワーク社員一人ひとりが、少しでも皆様にお伝えできれば幸いで御座います。
インテリジェンス女子社員