2012/02/23 「名匠の家」シリーズ S邸リフォーム 後編
本日も当社ホームページへアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
2012年に入り、あと三週間程で東日本大震災から1年になります。あれから1年が経とうとしているにも関わらず被災した岩手、宮城、福島の3県沿岸部の瓦礫の埋め立てや最終処分を終えた量は20日時点で2252万8000tのうち117万6000tなり全体の5%にとどまり、まだまだ震災からの復興は難しく、津波の爪痕がなくなるのはまだ当分先になりそうですね。
当社でも微力ながら毎月社員一同募金を集め、日本赤十字社に寄付しております。
今後も日本赤十字社をとうして被災者の方々へ心ばかりの気持ちを届けて行く所存です。
さて、前回に引き続き、S邸リフォーム編に付きましてご紹介させて頂きます。
昨年、11月にご相談が有り、その後、お施主様と奥様と話し合いの結果下記のようなご要望、問題がありました。
①「キッチンを新しくし床のへたりを直し天井・壁も新しくしたい。」
②「15年前に食料庫を増築したので現在、勝手口を使用しておらず、どうしたらよいものか?」
③「お風呂・洗面所の床が沈んだり、廊下の床が沈んだりギシギシと床鳴りがする。」
④出窓位置高さが施主、奥様の身長に合わない。
⑤タイルを剥がす工事をする際、天井も剥がれ落ちる可能性がある。
我々もお施主様、奥様のご要望に答えられるよう、精一杯努力しました。
1、キッチン勝手口を潰し、2400mmのキッチンを左側いっぱいに詰め、キッチン右側には炊飯器やポットなどが置ける600mmの収納スペースを確保。また炊飯器の蒸気がこもってしまう可能性がある為、ボタン1つで蒸気が収納スペース前部に吸い出される仕組みになっています。
DK(リフォーム前) →DK(クロス剥がし・キッチン納入途中)→ DKリフォーム完了。
奥様の身長に合わせ、高めだったキッチンキャビネットを20cm程下げ、物の出し入れをしやすくしました。また、勝手口をなくし、こちらも奥様からの要望で淡いピンク色のキッチンパネルを貼りました。出窓のタイルもカウンターキッチンにし、お手入れが簡単になるように施しました。
キッチン(リフォーム前)→ キッチン(キッチン・タイル剥がし後)→キッチン納入完成!
勝手口(リフォーム前)→ 勝手口(タイル剥がし)→ 勝手口(キッチンパネル貼り、キッチン納入後)
2、既存の床はクッションフロアを全面に貼っていましたが、クッションフロアをすべて剥がし根太を補強し、キッチンの床を全面フローリングへ改修致しました。また、このフローリングはワックスがけがいらないよう板に特殊なコーティングを施してある素材です。
キッチン床改修前 → キッチンCF剥がし後 → フローリングへ改修完了
3、キッチン床の根太の写真です。クッションフロア・ボードを剥がし後の根太の部分です。今後の為にしっかりと補強工事を行いました。
外側から見た勝手口の写真です。キッチン側から見るとちょうどガスコンロがある位置です。勝手口の外壁と類似した色で塗装を施したので、勝手口を改修したとは思えないほど分からなくなりました。
既存勝手口 → ドア外し合板下貼り → モルタル張り → 塗装完了
4、玄関からキッチンまでを繋ぐ廊下の張替え工事の写真です。既存の廊下は人が通るとギシギシときしみ、洗面所近辺の箇所は下地が劣化し、踏むとふかふかしているような感触でしたが、下地ボードを張替え、その上からフローリングを貼ったことによって、きしみもなくふかふかしていた箇所も完璧に改善されました。廊下もキッチン同様ワックス要らずのフローリングを使用しています。
既存廊下 → 張替・養生シート貼り → フローリング貼り完了
5、廊下の天井、壁のクロス張替え時の写真です。職人が丁寧に既存のクロスを剥がします。
丁寧に剥がし終えた後、奥様から「今のクロスは凹凸があり、拭いても黒ずみがとれなかったから、貼りかえるクロスは凹凸がないものがいい」という要望がありましので、クロスは凹凸が少なく、且つ良質な素材の物を貼りました。
壁クロス剥がし中 → クロス張替え完了
壁クロス改修前 → 壁クロス改修完了
6、軸組み柱の写真です。
柱のタイルを剥がす際に崩れ落ちてしまう可能性があったため、両脇をしっかりと支え、一枚一枚丁寧に剥がし、ボードを貼り、クロスを貼りました。このキッチンのクロスも奥様と何色が合うかを話し合い、キッチンパネルとキッチンシンクが淡いピンク色にしていたので、淡いパープル色にしました。
キッチン柱改修前 → キッチン改修中 → キッチン柱改修完了!
7、キッチン天井の写真です。タイルを剥がす工事をする際、天井が剥がれ落ちる可能性があったため、天井を解体し、ビニールクロスを貼りました。その際、照明も古くなってきていたので、照明も交換致しました。既存の照明に比べ赤みの入った光にし、全体的にモダンな雰囲気になりました。
天井改修前 → 天井解体 → 天井ボード貼り → 天井改修完了
8、既存の床下収納は板がかなり劣化し、錆もでていました。改修後はフローリングの木目に合わせ新品と交換致しました。
床下収納改修前 → 床下収納改修後
床下収納交換前 → 床下収納交換完了
9、洗面台も既存の物がかなりふるくなっていたので新品の洗面台に交換いたしました。
鏡を三面鏡にし、日用品はすべて鏡の裏に収納することで、洗面台が綺麗に整理されました。
またシャンプードレッサータイプなので、髭を剃ったり髪を洗ったりできるようになりました。
洗面台交換前 → 洗面台交換後
奥様がお手入れがしやすいように洗面所全体もクッションフロアから清潔感のある白いフローリングに工事致しました。
洗面所改修前 → 洗面所改修後
2月20日にてS邸キッチン・廊下・洗面所リフォーム工事が完了致しました。
お施主様、奥様ともに本当にお喜びになっておられました。
そんな笑顔を見られる事は私たちインテリジェンス担当として「最高の勲章」です。
今後、お世話になりましたS邸のお施主様、奥様とは家の事で、何かあった際にはすぐに駆けつける様にしたいと思っております。
簡単では御座いますがS邸リフォーム実例をご紹介させていただきました。
今後、我々インテリジェンス・ネットワーク社員一同は、
「お客様からご紹介をいただく事を勲章に」して日々
全力にて業務に取り組み、問題解決を行って行く所存です。
建築メンテナンス工事担当より
本日も当社ホームページへアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
2012年に入り、あと三週間程で東日本大震災から1年になります。あれから1年が経とうとしているにも関わらず被災した岩手、宮城、福島の3県沿岸部の瓦礫の埋め立てや最終処分を終えた量は20日時点で2252万8000tのうち117万6000tなり全体の5%にとどまり、まだまだ震災からの復興は難しく、津波の爪痕がなくなるのはまだ当分先になりそうですね。
当社でも微力ながら毎月社員一同募金を集め、日本赤十字社に寄付しております。
今後も日本赤十字社をとうして被災者の方々へ心ばかりの気持ちを届けて行く所存です。
さて、前回に引き続き、S邸リフォーム編に付きましてご紹介させて頂きます。
昨年、11月にご相談が有り、その後、お施主様と奥様と話し合いの結果下記のようなご要望、問題がありました。
①「キッチンを新しくし床のへたりを直し天井・壁も新しくしたい。」
②「15年前に食料庫を増築したので現在、勝手口を使用しておらず、どうしたらよいものか?」
③「お風呂・洗面所の床が沈んだり、廊下の床が沈んだりギシギシと床鳴りがする。」
④出窓位置高さが施主、奥様の身長に合わない。
⑤タイルを剥がす工事をする際、天井も剥がれ落ちる可能性がある。
我々もお施主様、奥様のご要望に答えられるよう、精一杯努力しました。
1、キッチン勝手口を潰し、2400mmのキッチンを左側いっぱいに詰め、キッチン右側には炊飯器やポットなどが置ける600mmの収納スペースを確保。また炊飯器の蒸気がこもってしまう可能性がある為、ボタン1つで蒸気が収納スペース前部に吸い出される仕組みになっています。
DK(リフォーム前) →DK(クロス剥がし・キッチン納入途中)→ DKリフォーム完了。
奥様の身長に合わせ、高めだったキッチンキャビネットを20cm程下げ、物の出し入れをしやすくしました。また、勝手口をなくし、こちらも奥様からの要望で淡いピンク色のキッチンパネルを貼りました。出窓のタイルもカウンターキッチンにし、お手入れが簡単になるように施しました。
キッチン(リフォーム前)→ キッチン(キッチン・タイル剥がし後)→キッチン納入完成!
勝手口(リフォーム前)→ 勝手口(タイル剥がし)→ 勝手口(キッチンパネル貼り、キッチン納入後)
2、既存の床はクッションフロアを全面に貼っていましたが、クッションフロアをすべて剥がし根太を補強し、キッチンの床を全面フローリングへ改修致しました。また、このフローリングはワックスがけがいらないよう板に特殊なコーティングを施してある素材です。
キッチン床改修前 → キッチンCF剥がし後 → フローリングへ改修完了
3、キッチン床の根太の写真です。クッションフロア・ボードを剥がし後の根太の部分です。今後の為にしっかりと補強工事を行いました。
外側から見た勝手口の写真です。キッチン側から見るとちょうどガスコンロがある位置です。勝手口の外壁と類似した色で塗装を施したので、勝手口を改修したとは思えないほど分からなくなりました。
既存勝手口 → ドア外し合板下貼り → モルタル張り → 塗装完了
4、玄関からキッチンまでを繋ぐ廊下の張替え工事の写真です。既存の廊下は人が通るとギシギシときしみ、洗面所近辺の箇所は下地が劣化し、踏むとふかふかしているような感触でしたが、下地ボードを張替え、その上からフローリングを貼ったことによって、きしみもなくふかふかしていた箇所も完璧に改善されました。廊下もキッチン同様ワックス要らずのフローリングを使用しています。
既存廊下 → 張替・養生シート貼り → フローリング貼り完了
5、廊下の天井、壁のクロス張替え時の写真です。職人が丁寧に既存のクロスを剥がします。
丁寧に剥がし終えた後、奥様から「今のクロスは凹凸があり、拭いても黒ずみがとれなかったから、貼りかえるクロスは凹凸がないものがいい」という要望がありましので、クロスは凹凸が少なく、且つ良質な素材の物を貼りました。
壁クロス剥がし中 → クロス張替え完了
壁クロス改修前 → 壁クロス改修完了
6、軸組み柱の写真です。
柱のタイルを剥がす際に崩れ落ちてしまう可能性があったため、両脇をしっかりと支え、一枚一枚丁寧に剥がし、ボードを貼り、クロスを貼りました。このキッチンのクロスも奥様と何色が合うかを話し合い、キッチンパネルとキッチンシンクが淡いピンク色にしていたので、淡いパープル色にしました。
キッチン柱改修前 → キッチン改修中 → キッチン柱改修完了!
7、キッチン天井の写真です。タイルを剥がす工事をする際、天井が剥がれ落ちる可能性があったため、天井を解体し、ビニールクロスを貼りました。その際、照明も古くなってきていたので、照明も交換致しました。既存の照明に比べ赤みの入った光にし、全体的にモダンな雰囲気になりました。
天井改修前 → 天井解体 → 天井ボード貼り → 天井改修完了
8、既存の床下収納は板がかなり劣化し、錆もでていました。改修後はフローリングの木目に合わせ新品と交換致しました。
床下収納改修前 → 床下収納改修後
床下収納交換前 → 床下収納交換完了
9、洗面台も既存の物がかなりふるくなっていたので新品の洗面台に交換いたしました。
鏡を三面鏡にし、日用品はすべて鏡の裏に収納することで、洗面台が綺麗に整理されました。
またシャンプードレッサータイプなので、髭を剃ったり髪を洗ったりできるようになりました。
洗面台交換前 → 洗面台交換後
奥様がお手入れがしやすいように洗面所全体もクッションフロアから清潔感のある白いフローリングに工事致しました。
洗面所改修前 → 洗面所改修後
2月20日にてS邸キッチン・廊下・洗面所リフォーム工事が完了致しました。
お施主様、奥様ともに本当にお喜びになっておられました。
そんな笑顔を見られる事は私たちインテリジェンス担当として「最高の勲章」です。
今後、お世話になりましたS邸のお施主様、奥様とは家の事で、何かあった際にはすぐに駆けつける様にしたいと思っております。
簡単では御座いますがS邸リフォーム実例をご紹介させていただきました。
今後、我々インテリジェンス・ネットワーク社員一同は、
「お客様からご紹介をいただく事を勲章に」して日々
全力にて業務に取り組み、問題解決を行って行く所存です。
建築メンテナンス工事担当より