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2011/12/15 お客様相談:「名匠の家」シリーズN邸リフォーム(平成13年竣工一戸建て)



本日も当社ホームページへアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。

11月22日大阪市長選がヒートアップし27日投票日が迫り橋下候補・平松候補の勝敗が早くも、ダブルスコアで橋下 徹氏が圧勝では?とニュースが流れ、既存政党の基礎票を流動票が上回り今後の政界再編にも影響が出るのでは?と囁かれ既成政党のリーダー達の動きもソワソワ的に報道番組にも面白おかしく報道され、さらに日本経済においてもオリンパスの粉飾決算(1000億円もの損失隠し)など、本当に「日の丸信用失墜」「日本はどうなってしまうの?」的な事象ばかりですね!

平成23年も残り約16日を過ぎ年末に向け世の中が慌ただしく動き、世界的財政・経済も混迷しEUなどの財政破綻や世界経済の牽引役である中国経済にも陰りが見え始め国内・国外共に予断を許さない事ばかり、弊社の様な零細企業の指針は?と考えても一零細企業の経営努力だけではどうにもならないのが現実で有り、それらを思いつつ前向きに努力しお客様へ出来る限りのサービスを「合言葉」に、がんばっている中、1本のご相談を頂きました。

11年前(平成12年)に弊社オリジナルブランド「名匠の家」シリーズを受注し平成13年竣工の木造2階建てN邸お施主様からのお電話でした。

ご相談内容は、「10年が過ぎ、屋根と外壁のリフォームを検討しているので一度見積もりを出して戴けないか?」
とのご相談で11月26日(土)に担当営業マンと見積もりを持ち訪問をさせて頂きました。

※ここで「名匠の家」N邸の外観・内装の拘りをご紹介いたします。「平成23年12月12日に撮影。」            

1、N邸外観全体 2、玄関幻の上がりかまち  
※お施主様が2Fのはめごろし出窓に拘りました。 上がりかまちは幻の栗無垢材で7寸です。

 

3、玄関上の吹き抜け梁見せ仕上げ 4、玄関上吹き抜けはめごろし窓
※拭き抜き中断に栗無垢材の梁です。 玄関壁一面を横浜市水源地道志村杉無垢材を使用
 
5、玄関吹き抜け2Fより 6、主寝室天井梁見せ仕様
※2Fより吹き抜け栗無垢材の梁組を見下ろす。 主寝室天井梁組です。匠の仕事を感じますね!

 
7、主寝室セットバック梁見せ仕様  
※主寝室屋根は北側斜線の為にセットバックが入り2F屋根傾斜を旨く表現しました。

この部分は、お施主様のこだわりを実現する為に設計担当・工事担当・大工棟梁で、喧々諤々と夜遅くまで打ち合わせをした事を思い出します。

また、木材の材料選びにてお施主様御一家様と5名で横浜市水源地「山梨県道志村」へ視察に行った事は今は良い思い出で御座います。

 
       
※「名匠の家」シリーズに熱が入り内容がそれてしまいましたので「本文」に戻ります。

ご訪問すると奥様より「ご近所のHさんが10年前の建売(一戸建て住宅)を購入しリフォームを考えている。
N邸「名匠」の家」と比べると、さまざまな箇所がガタガタで購入した業者へ相談しても対応してくれない。
一度Nさんの建物を建てた業者さんを紹介してもらえないか?」との事で・・・・。

私は本当に嬉しく思いましたが、他者の施工した案件については慎重に調査しなければならないので本音として、「ご紹介を戴くのは嬉しいのですが、見えない箇所からどんな問題がでてくるのか?正直怖い面が有ります。」お施主様ご夫妻へ伝え、その足で奥様とH邸に向かいました。

H邸は、典型的な建売住宅で「名匠の家」シリーズの部材・材料とは異なり、大量生産の材料部材を使用しており、部材の性質上しかたがない面の現象が出ておりました。
H邸のお施主様へ「材料部材の性質上致し方が有りません。」とお伝えし、リフォームご希望内容のヒヤリングをさせて戴くと、「屋根・外壁のリフォームの希望です。」との事でした。
先ずは調査をさせて頂いた上で見積もりをお出しすることを説明し、再度見積もり提案訪問のお約束をして終了いたしました。

一週間後の12月3日(土)に見積もりと外壁・屋根サンプルをお持ちし、見積もり提案をご説明すると、お考えになられていた予算より見積もり金額が低かった様子でした。
「この金額は、工事日を弊社にお任せ頂く事が条件の見積もり金額です。」とお伝えすると
「では、リフォーム工事をお願い致します。」とご回答を頂き、嬉しい様な、怖い様な、何とも言えない心境でした。

この様な経済が低迷する中、ご紹介とは言え3回のご訪問にて受注が出来る事は、本当にありがたい事と心の中で思いつつ、「H邸に何かあれば、精神誠意ご協力・サポートをしよう」と心に刻みました。
再度1時間後にお伺いし、工事依頼書に御署名・御捺印を頂戴し契約が相整い現在、12月12日よりN邸の足場工事に入り、12月24日には完了する予定で有ります。
H邸については平成24年1月10日より工事が始まります。

 
1、建物全体・施工前 2、足場組・シート張り完了
 
※朝日が当たり「さあ!リフォーム乗り込みだ!」   日が暮れる頃には、足場・シート張り完了。
                   
 
3、屋根・外壁・ベランダ高圧洗浄 4、養 生 5、サッシ廻り養生
   
※足場と外壁の狭い中、作業中   ※作業前の養生は、きちんと!   サッシ養生も完璧ですね!
 
6、コーナータイル養生 7、屋根下塗り 8、外壁中塗り
   
※外壁タイル養生は手間が掛かりました。   養生完了後下塗りです。   丁寧に!丁寧に!気持ちを込めて!
 
9、職人道具と材料 10、外壁中塗り 11、中塗り縁
   
※職人さんの命は道具と材料!   そして・・・健康な体?ですね!   軒下と壁の縁中塗り

以上の工程にて今後は職人さんがエスパッターを使用しタスペンサーを一つ一つ屋根平板の間に(平板スレート屋根再塗装の「縁切り工法」)取り付けウレタン1回塗り・2回塗りを経てリフォームを完成させるのです。

また、今回のリフォームは玄関内吹き抜けの杉板壁リニューアルも施工いたしますので、ご紹介いたします。


 
(施工前)玄関上の吹き抜け梁見せ仕上げ (施工前)玄関上吹き抜けはめごろし窓
※拭き抜き中断に栗無垢材の梁です。玄関壁一面を「横浜市水源地道志村杉無垢材」を使用。
 いよいよ作業開始です。気合をいれて!心込めて!
 
(施工中)玄関内養生 (施工中)杉板サンダー掛け
 
※先ずは、養生からです。   ※幻の栗無垢梁に乗って高いところもサンダー掛け
 
杉板壁サンダー掛け サンダー掛け前と後の違い
 
※気合も心も込めて!・・・壁と会話をしながら?   ※10数年の年月も本物だからこそ違いがわかる?

以上、簡単では有りますが屋根・外壁・ベランダ防水リフォームをご紹介致します。


今後のインテリジェンス・ネットワークは、社員一同は、

「お客様からご紹介をいただく事を勲章に」して日々

全力にて業務に取り組み、問題解決を行って行く所存です。

        

 




   建築メンテナンス工事担当より
 

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