2011/11/17 お客様相談:戸建売却相談事例
本日も当社ホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。
今回は、実際に売却のご相談を頂いた事例の紹介をさせて頂きます。
《売却相談 その①》
~金沢区 平成4年築 191.04平米一戸建て住宅~
ある1室の1Rマンションの賃貸募集を当社に任していたオーナー様で、その1Rマンションの賃貸契約が無事終了し、賃貸借契約書を郵送した際に相談を受けたお話です。
「自身の自宅にしていた戸建を賃貸にて貸し出ししていたが、現在は空室となり賃貸募集中である。だが、募集から3ヶ月以上たっても借り手がつかない。気に入った方がいれば、売ってしまっても構わないのだけど…。」
その戸建は金沢区にある地上2階地下1階の3階建て戸建で、平米数はなんと190平米を越えた物件でした。間取りは5LDKで、キッチンは2箇所あり、お風呂は各階についていて、何と27帖のパーティールームまであるのです!!
早速、営業が査定資料と媒介書を持ち、オーナー様宅へ売却相談の為訪問をしました。
オーナー様の元ご自宅という事もあり、大変思い入れのある家でしたので、売却希望価格は7,000万円でした。
しかし、営業からの査定額は4,000万程度でないと売却するのは難しいとの判断でした。
それであれば、賃貸として利用してもらった方が良いとのご判断で、当社でも賃貸募集をお任せ頂きました。但し、現在募集していた賃料では決まらないと踏んでいたので、減額を交渉した上で、募集掲載を致しました。
早速、ホームページや賃貸募集サイトにて物件掲載をし、反響を待ちました。
すると、3日もしない内に1人のお客様よりお電話を頂き、広さと金額とで探したらこの物件しかないという事でした。入居希望のお客様は遠方の方でしたが、どうしても物件を押さえたいとの事で、物件を見る前に申込を頂き、その上で、実際に物件を見て頂きました。
部屋が広すぎるがゆえに、電気代や空調について不安があった様子でしたが、1つ1つ問題解決をし、現在は入居前のクリーニングをかけておるところであります。
《売却相談 その②》
~金沢区 平成元年築 78.56平米 一戸建て住宅~
その物件オーナー様との出会いは3年前で、当社の顧問として勤務している奥様からのご紹介でした。
相談内容は、「自宅にしていた中古住宅を2,000万円で売りに出しているが、なかなか買い手が付かない。どうすれば売れるか?」
3年前の平成20年といえば、あのリーマンショクの年です。丁度、売りに出していた時にリーマンショックが起きたのです。そういった時代背景も考慮した上での売却価格を設定していたそうですが、リーマンショックの影響は予想を遥に超えるもので、当社でも売却の媒介を結んで広告を出していましたが、結局4ヶ月間売れないままとなってしまいました。
そこで、当社の営業マンは次の手を打ちました。
① ひとまず、賃貸募集に切替ましょう。賃料10万であれば借り手はつきます。
② 賃貸の形態としては定期借家契約とし、自動更新の出来ない状況にしておきましょう。
③ 建物自体が古く限界を超えている為、売却する事は念頭におきましょう。
④ 数年後に、更に景気が悪化する可能性もあるので、賃貸収入分を差し引く形で値段を下げて売却を考慮していきましょう。
翌年4月に法人にて賃貸契約が成約を結ぶ。また、その法人は半年で解約となり、その後個人の方で賃貸契約を頂き、およそ28ヶ月に渡り賃貸契約となりました。
今回は、その賃貸人の解約に伴い、改めて、賃貸と売買との天秤にかけ、このまま賃貸として貸し出ししても修繕費の負担が増えるばかりという事もあり、オーナー様より売却へと踏み切るご判断を頂きました。
ところが、売却を進める為、物件前の道路査定図を取得しようとしたら、査定図が取得できなかったのです!!
実は、この土地は昭和44年に民間の事業者が宅地開発を行っており、その後、市へ寄付をしたものの、役所の査定が入っていなかったのです!!
道路が確定していないと、購入する土地を確定できていないと言うことになります。
よって、売却の話は先送りとなり、現在は測量士に依頼をし、測量中であります。
皆様にご注意頂きたいことは、この2つの売却相談事例より分かりますように、売りたいという気持ちがあってもうまくいかない事が往々にしてあるという事です。
金額の問題もありますが、物件売却までには必ず売る為の調査が必要になります。
売却をお考えの際はまず、権利書(登記識別情報)をご確認下さい。
あとは、不動産会社などのプロへお任せ頂ければと思いますが、
謄本・公図・水道ガス調査・都市計画確認・道路台帳確認などを行っていきます。
また、買い手によっては、必要とする資料もありますので、上記資料が揃っているからと言って安心は出来ません。売却相談②のように、道路査定図を求めるかどうかは買い手によるものなのです。逆を言いますと、いかに購入時に資料を揃えてもらうかという事です。購入時に抜かりのないよう調査資料が揃っていれば、売却も困難を極めません。
先々の為にも、一度所有物件の情報を確認されてはいかがでしょうか?
いずれにせよ、信頼のできる不動産会社へ調査相談・依頼されることをお薦め致します。
もちろん、それはインテリジェンス・ネットワークであって欲しいのですが…!!
我々、インテリジェンス・ネットワークは
お客様のご相談に全力で取り組む事、さまざまな問題を
お客様と共に問題解決に当たる所存であります。
インテリジェンス・ネットワーク 女子社員より
本日も当社ホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。
今回は、実際に売却のご相談を頂いた事例の紹介をさせて頂きます。
《売却相談 その①》
~金沢区 平成4年築 191.04平米一戸建て住宅~
ある1室の1Rマンションの賃貸募集を当社に任していたオーナー様で、その1Rマンションの賃貸契約が無事終了し、賃貸借契約書を郵送した際に相談を受けたお話です。
「自身の自宅にしていた戸建を賃貸にて貸し出ししていたが、現在は空室となり賃貸募集中である。だが、募集から3ヶ月以上たっても借り手がつかない。気に入った方がいれば、売ってしまっても構わないのだけど…。」
その戸建は金沢区にある地上2階地下1階の3階建て戸建で、平米数はなんと190平米を越えた物件でした。間取りは5LDKで、キッチンは2箇所あり、お風呂は各階についていて、何と27帖のパーティールームまであるのです!!
早速、営業が査定資料と媒介書を持ち、オーナー様宅へ売却相談の為訪問をしました。
オーナー様の元ご自宅という事もあり、大変思い入れのある家でしたので、売却希望価格は7,000万円でした。
しかし、営業からの査定額は4,000万程度でないと売却するのは難しいとの判断でした。
それであれば、賃貸として利用してもらった方が良いとのご判断で、当社でも賃貸募集をお任せ頂きました。但し、現在募集していた賃料では決まらないと踏んでいたので、減額を交渉した上で、募集掲載を致しました。
早速、ホームページや賃貸募集サイトにて物件掲載をし、反響を待ちました。
すると、3日もしない内に1人のお客様よりお電話を頂き、広さと金額とで探したらこの物件しかないという事でした。入居希望のお客様は遠方の方でしたが、どうしても物件を押さえたいとの事で、物件を見る前に申込を頂き、その上で、実際に物件を見て頂きました。
部屋が広すぎるがゆえに、電気代や空調について不安があった様子でしたが、1つ1つ問題解決をし、現在は入居前のクリーニングをかけておるところであります。
《売却相談 その②》
~金沢区 平成元年築 78.56平米 一戸建て住宅~
その物件オーナー様との出会いは3年前で、当社の顧問として勤務している奥様からのご紹介でした。
相談内容は、「自宅にしていた中古住宅を2,000万円で売りに出しているが、なかなか買い手が付かない。どうすれば売れるか?」
3年前の平成20年といえば、あのリーマンショクの年です。丁度、売りに出していた時にリーマンショックが起きたのです。そういった時代背景も考慮した上での売却価格を設定していたそうですが、リーマンショックの影響は予想を遥に超えるもので、当社でも売却の媒介を結んで広告を出していましたが、結局4ヶ月間売れないままとなってしまいました。
そこで、当社の営業マンは次の手を打ちました。
① ひとまず、賃貸募集に切替ましょう。賃料10万であれば借り手はつきます。
② 賃貸の形態としては定期借家契約とし、自動更新の出来ない状況にしておきましょう。
③ 建物自体が古く限界を超えている為、売却する事は念頭におきましょう。
④ 数年後に、更に景気が悪化する可能性もあるので、賃貸収入分を差し引く形で値段を下げて売却を考慮していきましょう。
翌年4月に法人にて賃貸契約が成約を結ぶ。また、その法人は半年で解約となり、その後個人の方で賃貸契約を頂き、およそ28ヶ月に渡り賃貸契約となりました。
今回は、その賃貸人の解約に伴い、改めて、賃貸と売買との天秤にかけ、このまま賃貸として貸し出ししても修繕費の負担が増えるばかりという事もあり、オーナー様より売却へと踏み切るご判断を頂きました。
ところが、売却を進める為、物件前の道路査定図を取得しようとしたら、査定図が取得できなかったのです!!
実は、この土地は昭和44年に民間の事業者が宅地開発を行っており、その後、市へ寄付をしたものの、役所の査定が入っていなかったのです!!
道路が確定していないと、購入する土地を確定できていないと言うことになります。
よって、売却の話は先送りとなり、現在は測量士に依頼をし、測量中であります。
皆様にご注意頂きたいことは、この2つの売却相談事例より分かりますように、売りたいという気持ちがあってもうまくいかない事が往々にしてあるという事です。
金額の問題もありますが、物件売却までには必ず売る為の調査が必要になります。
売却をお考えの際はまず、権利書(登記識別情報)をご確認下さい。
あとは、不動産会社などのプロへお任せ頂ければと思いますが、
謄本・公図・水道ガス調査・都市計画確認・道路台帳確認などを行っていきます。
また、買い手によっては、必要とする資料もありますので、上記資料が揃っているからと言って安心は出来ません。売却相談②のように、道路査定図を求めるかどうかは買い手によるものなのです。逆を言いますと、いかに購入時に資料を揃えてもらうかという事です。購入時に抜かりのないよう調査資料が揃っていれば、売却も困難を極めません。
先々の為にも、一度所有物件の情報を確認されてはいかがでしょうか?
いずれにせよ、信頼のできる不動産会社へ調査相談・依頼されることをお薦め致します。
もちろん、それはインテリジェンス・ネットワークであって欲しいのですが…!!
我々、インテリジェンス・ネットワークは
お客様のご相談に全力で取り組む事、さまざまな問題を
お客様と共に問題解決に当たる所存であります。
インテリジェンス・ネットワーク 女子社員より