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2011/09/20 環境活動「道っ木ぃ~ず」参加「9月10日~11日」



 いつも弊社ブログにアクセス頂き有難う御座います。

9月上旬、台風12号にて和歌山・奈良・三重等の災害に遭われたすべての方々にはお悔やみとお見舞いを申し上げます。
また、各地域の自冶体・消防・警察・自衛隊等の皆様には本当にご苦労様で御座います。

今回の活動に参加し台風12号の進路より300㌔以上、離れていた横浜市水源である山梨県道志村地域にも台風の爪痕が現在でも進行している状況を見て本当に自然の猛威を感じました。

 

※台風12号土砂災害相次ぐ  読売・地域版参照

6 日前 ...(略)さらに、土砂崩れの恐れがあるなどとして、都留、道志、丹波山の1市2村で65世帯、 165人に避難指示が出されたほか、都留、西桂、道志、小菅の4市町村で200世帯、 532人に避難勧告が出された。 国道や県道も土砂崩れや雨量規制の ...(略)

 



台風通過後、数日経つにも関らず山より湧き水があふれ出ています。


現在でも、和歌山・奈良県の広域で土砂ダムが発生し大変危険な状況とのニュースを聞きますと2006年3月に津久井県土木事務所管内にて土砂ダムが出来た事を思い出されます。

{新聞記事参照}

土砂崩落で道志川に“ダム湖、鉄砲水の恐れ…神奈川

神奈川県相模湖町寸沢嵐(すわらし)の道志川で、斜面が崩落して川をせき止め、ダム湖のようになり、県津久井土木事務所は15日早朝、職員を現地に出して調査を始めた。


現在、日本中の山々では人口減少・過疎化問題から労働力不足に陥り、なかなか森林整備が出来ないのが現状であります。

 
これらが「蛇口の向こうの現状。」なのです。
 


環境活動を通じ、私たちに「お水」を供給している水源地の涵養保全と自治体の過疎化が進んでいる実情を多くの人々に知っていただきたいのです。

今回は、活動報告の前に横浜から道志村へ向かう順路をご紹介いたします。


①道志村への順路としては東名高速道路「厚木インター」から国道より清川村を経て道志みち。

②東名高速道路「御殿場インター」から国道より山中湖を経て道志みち。


2つのルートがありますが、時間的にはあまり変りませんが(東名高速が渋滞の場合は、①がお勧めです。)厚木ルートの方が経済的です。

しかし、料金はかかりますが、私は御殿場ルートをお勧めいたします。
なぜならば、直進道路(景色も良いですよ。)がほとんどで厚木→清川村ルートはカーブが多い為、車酔いをされる方もおられる様です。

今回は②の「御殿場インター」より山中湖経由ルートを写真お見せしながらご紹介いたしますね!


9月10日AM6:40に自宅を出発し東名高速「横浜青葉」インターより一路山梨県道志村へむかった所、
早速渋滞につかまりました。

 


横浜青葉インターから横浜町田インターまで事故渋滞6㌔との表示が目に入り「マイッタ!」の一言が出てしまいました。
事故渋滞を30分程で通過し「大井松田インター」の看板を目にする頃には、我々日本のシンボルである富士山が眼に飛び込んできました。

先程の渋滞時と比べますとなんと、気持ちの良い事ドライビングです。

 

あっと言う間に「御殿場インター」に差し掛かり御殿場料金所より
山中湖方面に左折すると



進行方向正面に富士山がど~と見えます。
車を走らせると、どんどん富士山が大きくなってきました。
そのまま富士山登山口・山中湖方面から旧道にはいると・・・



そのまま富士山登山口・山中湖方面から旧道にはいると、そこには先程の富士山とは違う荒々しい富士山が見えてきました。



山中湖より「道志みち」に車を走らせ「山伏峠」に来ると気温は22℃と表示がされていました。まさに天然クーラーですね。
気持ちの良い体感温度です。横浜は最高気温33℃との予報が出ていました。



「山伏峠」のトンネルを抜けますと、そこは横浜市水源の「道志村」です。
道志村の田んぼには、まさに収穫で刈り取られる稲穂達が御辞儀をしながら気持ち良さそうに、風に揺られ出迎えてくれました。




AM9:25に道志村「スポーツ広場」到着。さあ、打ち合わせ後「いざ!作業」です。

今回の作業は台風12号により影響を受けた作業エリア「谷相地区」「板橋地区」の状況確認と復旧作業との事です。

最初に保育園上「谷相地区」(マウントポニーやひっぱりダコが眠る)味噌小屋前より林道に入りました。

台風12号の影響で林道が水の流れで削られた痕が随所に確認出来ます。

 

 
7月9日当時、同じ林道です。



9月10日台風12号の影響を受けた林道。




林道脇に積み上げられた蒔き用木材が崩落したために皆で復旧作業をしています。



次に板橋地区に移動後、さらに林道の砂利や丸太橋などが流されていました。



水の勢いで切り株や雑木などが流された痕です。水の勢いは大変な威力です。



台風被害の状況確認が終わると、「道っ木ぃ~ず」のメンバーで丸太橋の復旧作業を行いました。
沢に架かる丸太橋を架けるには、沢の水が作業を阻みます。



丸太橋の復旧後「マウントポニー」で丸太橋を渡らせました。マウントポニーのオペレーションは慎重に行われていました。
オペレーションをしたM君の操縦技術には驚きました。(お疲れ様でした。笑)



マウントポニーが無事、丸太橋を渡り終えると作業メンバーから歓声が起きました。
本当によかったです。
「道っ木ぃ~ず」のメンバーの皆さん本当にお疲れ様でした。

今回の環境活動を通じて感じたことは、本当に大自然の猛威はすごく、日頃我々が口にする飲料水を育む森林を、大自然が引き起こす猛威より保護していく活動は重要な事と思いました。

※現在、日本中の山々では人口減少・過疎化問題から労働力不足に陥り、なかなか森林整備が出来ないのが現状であります。


これらが「蛇口の向こうの現状。」なのです。


1日24時間と言う時間は、我々人間が唯一、平等に与えられた宝物です。


「我々、インテリジェンス・ネットワークは事業活動の中で、

 活動内容の質を上げ、少しでも多くの皆様へ水源の大切さ!

 森林保護の大切さ!についてお伝えする所存であります。」

 

国連 森林年テーマイラスト》

 

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