2014/12/04 「年末調整について」
本日も弊社のHP新着情報にアクセス頂きまして誠にありがとうございます。
12月(師走)となりました。
いよいよ2014年も最後の月となり、これから年末年始の準備等で皆さまお忙しい事と存じます。
これから冬本番といった所ですが、会社の前のイチョウはようやく色づき始めました。
イチョウが真っ黄色に染まると大変美しいです。が、その分毎朝の掃き掃除が大変になるのも毎年の事です。弊社では月ごとに清掃担当を回していますが、この時期外掃除を担当すると掃いても掃いても落ちる葉に泣きたくなります・・・。
紅葉といえば、先週は家族で公園に遊びに行きました。
相模原にある麻溝公園ですが、中にミニ動物園やアスレチックがあったり、大きな噴水があったりで1日遊べる公園でした。木々も数多くあり、真っ赤に染まったもみじや楓など紅葉を楽しむ事ができました。
また、その翌日には小田原にてミカン狩りとシイタケ狩りを体験してきました。日光を沢山浴びて育ったみかんはとても甘くて美味しかったです。シイタケ狩りは丸太にたくさんのシイタケが生えていて、もぎ取るのも簡単でした。初体験で感動体験でした。
さて、今回は年末調整について触れていきたいと思います。
年末になると耳にします「年末調整」という言葉ですが、我々サラリーマンである会社勤め人としては、会社から言われるがまま指定の用紙に住所や名前を記入して提出をしています。これにはどんな意味があって何を行っているのか、ご存知の方も、そうでない方も一緒に再確認をしていきましょう!!
◆◆◆年末調整とは?◆◆◆
会社など給与の支払者は、役員または使用人に対して給与を支払う際に所得税などの源泉徴収を行っています。しかし、その年1年間に給与から源泉徴収をした所得税等の合計額は必ずしもその人が1年間に納めるべき税額とはなりません。
このため、1年間に源泉徴収をした所得税等の合計額と1年間に納めるべき所得税等を一致させる必要があり、この手続きを年末調整といいます。
◆◆◆年末調整の対象となる人とは?◆◆◆
12月に行う年末調整の対象となる人は、会社などに1年を通じて勤務している人や、年の途中で就職し年末まで勤務している人です。
ただし、次の2つのいずれかに当てはまる人は除かれます。
1)1年間に支払うべきことが確定した給与の総額が2,000万円を超える人
2)災害減免法の規定により、その年の給与に対する所得税の源泉徴収について徴収猶予や還付を受けた人
◆◆◆中途就職者の年末調整のしかたは?◆◆◆
1年を通じて勤務している人のほか、年の中途で就職し、年末まで勤務している人についても年末調整の対象になります。まず、就職前にその年中に別の会社などから給与の支払を受けたことがあったかどうかを調べます。別の会社に「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出して支払を受けた給与がある人については、その別の会社から支払を受けた給与を含めて年末調整を行う必要があります。
そのため、別の会社から支払を受けた給与の金額やその給与から徴収された所得税額等を確認します。
この確認は、その人が別の会社から交付を受けた「給与所得の源泉徴収票」などで行います。この確認ができないときには、年末調整を行うことはできません。
なお、年末調整を行う際に給与所得から控除する基礎控除や扶養控除などの所得控除は次のようになります。
例えば、3月に学校を卒業して4月から就職した人の場合、給与所得から控除する基礎控除や扶養控除などの所得控除は、所得のあった月数などに応じて計算するのではなく、その控除の全額が認められます。
したがって、1年のうち数か月しか給与の支払を受けなかった人でも、年末調整において税額計算を行う場合に控除する所得控除額は、それらの全額が控除されます。
また、年末調整を行った人でも確定申告をした方が良い人もいます。
●給与年収が2000万円超の人
●1事業所から給与を受けていて、給与や退職金以外の所得合計が20万円超の人
●2事業所以上から給与・賃金を受けている人
●高額な医療費を支払って医療費控除が必要な人
●災害の被害を受けて、前年の給与に源泉徴収税額の徴収猶予・還付を受けた人
●前年の途中で会社を辞めたため、年末調整を受けていない人
●家を購入して住宅ローン控除を受ける人(次年度以降は年末調整) など
年末調整に慣れていると、確定申告などは面倒に感じますが、確定申告した方がお得なケースもあります。給与天引きされていると税金に対する意識が薄くなりがちです。人によりますが、確定申告することで税負担に対する意識は強くなると思います。
なかなかお金が貯まらないとか、どうやってふやせばいいのかなども大事なことですが、税金はお金を語る上で欠かせない分野です。年末調整や確定申告のポイントを知って、自分の家計管理に活かしていきましょう。
~私達インテリジェンス・ネットワーク社員一同は、お客様の為に、自分達自身の為に、必要な情報提供を行って参ります!!~
参照資料:国税庁 年末調整のしかた
https://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2662.htm
本日も弊社のHP新着情報にアクセス頂きまして誠にありがとうございます。
12月(師走)となりました。
いよいよ2014年も最後の月となり、これから年末年始の準備等で皆さまお忙しい事と存じます。
これから冬本番といった所ですが、会社の前のイチョウはようやく色づき始めました。
イチョウが真っ黄色に染まると大変美しいです。が、その分毎朝の掃き掃除が大変になるのも毎年の事です。弊社では月ごとに清掃担当を回していますが、この時期外掃除を担当すると掃いても掃いても落ちる葉に泣きたくなります・・・。
紅葉といえば、先週は家族で公園に遊びに行きました。
相模原にある麻溝公園ですが、中にミニ動物園やアスレチックがあったり、大きな噴水があったりで1日遊べる公園でした。木々も数多くあり、真っ赤に染まったもみじや楓など紅葉を楽しむ事ができました。
また、その翌日には小田原にてミカン狩りとシイタケ狩りを体験してきました。日光を沢山浴びて育ったみかんはとても甘くて美味しかったです。シイタケ狩りは丸太にたくさんのシイタケが生えていて、もぎ取るのも簡単でした。初体験で感動体験でした。
さて、今回は年末調整について触れていきたいと思います。
年末になると耳にします「年末調整」という言葉ですが、我々サラリーマンである会社勤め人としては、会社から言われるがまま指定の用紙に住所や名前を記入して提出をしています。これにはどんな意味があって何を行っているのか、ご存知の方も、そうでない方も一緒に再確認をしていきましょう!!
◆◆◆年末調整とは?◆◆◆
会社など給与の支払者は、役員または使用人に対して給与を支払う際に所得税などの源泉徴収を行っています。しかし、その年1年間に給与から源泉徴収をした所得税等の合計額は必ずしもその人が1年間に納めるべき税額とはなりません。
このため、1年間に源泉徴収をした所得税等の合計額と1年間に納めるべき所得税等を一致させる必要があり、この手続きを年末調整といいます。
◆◆◆年末調整の対象となる人とは?◆◆◆
12月に行う年末調整の対象となる人は、会社などに1年を通じて勤務している人や、年の途中で就職し年末まで勤務している人です。
ただし、次の2つのいずれかに当てはまる人は除かれます。
1)1年間に支払うべきことが確定した給与の総額が2,000万円を超える人
2)災害減免法の規定により、その年の給与に対する所得税の源泉徴収について徴収猶予や還付を受けた人
◆◆◆中途就職者の年末調整のしかたは?◆◆◆
1年を通じて勤務している人のほか、年の中途で就職し、年末まで勤務している人についても年末調整の対象になります。まず、就職前にその年中に別の会社などから給与の支払を受けたことがあったかどうかを調べます。別の会社に「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出して支払を受けた給与がある人については、その別の会社から支払を受けた給与を含めて年末調整を行う必要があります。
そのため、別の会社から支払を受けた給与の金額やその給与から徴収された所得税額等を確認します。
この確認は、その人が別の会社から交付を受けた「給与所得の源泉徴収票」などで行います。この確認ができないときには、年末調整を行うことはできません。
なお、年末調整を行う際に給与所得から控除する基礎控除や扶養控除などの所得控除は次のようになります。
例えば、3月に学校を卒業して4月から就職した人の場合、給与所得から控除する基礎控除や扶養控除などの所得控除は、所得のあった月数などに応じて計算するのではなく、その控除の全額が認められます。
したがって、1年のうち数か月しか給与の支払を受けなかった人でも、年末調整において税額計算を行う場合に控除する所得控除額は、それらの全額が控除されます。
また、年末調整を行った人でも確定申告をした方が良い人もいます。
●給与年収が2000万円超の人
●1事業所から給与を受けていて、給与や退職金以外の所得合計が20万円超の人
●2事業所以上から給与・賃金を受けている人
●高額な医療費を支払って医療費控除が必要な人
●災害の被害を受けて、前年の給与に源泉徴収税額の徴収猶予・還付を受けた人
●前年の途中で会社を辞めたため、年末調整を受けていない人
●家を購入して住宅ローン控除を受ける人(次年度以降は年末調整) など
年末調整に慣れていると、確定申告などは面倒に感じますが、確定申告した方がお得なケースもあります。給与天引きされていると税金に対する意識が薄くなりがちです。人によりますが、確定申告することで税負担に対する意識は強くなると思います。
なかなかお金が貯まらないとか、どうやってふやせばいいのかなども大事なことですが、税金はお金を語る上で欠かせない分野です。年末調整や確定申告のポイントを知って、自分の家計管理に活かしていきましょう。
~私達インテリジェンス・ネットワーク社員一同は、お客様の為に、自分達自身の為に、必要な情報提供を行って参ります!!~
アシスト社員より
参照資料:国税庁 年末調整のしかた
https://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2662.htm