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2014/11/20 物件の間取りについて



本日も弊社HPをご覧いただき、ありがとうございます。

 
先日、朝日新聞(日刊)に、興味深い記事が掲載されていました。
その内容は、“小笠原諸島の西之島近くの海上で、海底火山によってできた新島が、発見された1年前より面積が約8倍にもなっていることが判明した”というものでした。
 
海上保安庁がこの新島を確認したのは、ちょうど1年前の11月のことです。
島の場所は、東京から南へ約1000km離れた小笠原諸島の西之島近くで、その当時の大きさは直径200mでした。

島の大部分は黒い溶岩に覆われており、活発な火山活動が今でも続いています。
それに伴い、流れ出た溶岩が島の面積を広げ、同12月には約500m離れた西之島とつながりました。
現在の島全体の面積は、東京ドームの約40倍にあたる1.89㎢で、海底火山噴火前の8.6倍になるといわれています。
この活動はとどまる様子はなく、今後も流れ出した溶岩が浅瀬を埋め続け、島は拡大をしていく見込みであると考えられています。

 
私たち人間や動物・虫や植物等、あらゆる生命が活動しているこの大地は、前述のような海底火山の活動によって、少しずつ形成されていきました。
陸ができ、さらに長い年月が経ち、海底だけでなく地上にも、様々な植物や生命が誕生しました。
今回小笠原諸島付近で発見された島も、今はまだ岩だらけですが、いつか植物が育ち、動物たちが生活できる環境になるかもしれません。
 
私は、海底火山によってできた新たな島の誕生のニュースを見て、改めて自然のエネルギーや、パワーの大きさを実感しました。
自然エネルギーの活動により、大地ができ、木々や植物が生え、私たち生命が生まれました。

ですが、近年その自然を破壊する様々な問題が大きく取り上げられています。


弊社では、木材を利用した木造建築物を推進することにより、この自然を守る保全活動に積極的に取り組んでいます。
“自然が生命を作り、生命が自然を守る“
そんなより良い関係を築きあげるためにも、私たちINTグループのメンバー1人1人が、環境保全の意識を持ちながら日々精進してまいります。
 
 
 
さて、皆さんはお住まいになる物件を探すとき「この駅(もしくは沿線)の近くで探したい」「賃料は○万以内で収めたい」「こんな設備があったらいいな」等、様々な条件をお考えになると思います。
今回はその中でも物件を探すうえで、まず念頭におかれるであろう「間取りやそのお部屋の大きさ」について、お話をしていきたいと思います。
 
 
1.畳(帖)数って何?
どの間取りにも、お部屋の大きさを表す畳(帖)数が表記されていることが多いですよね。
この畳(帖)数は読んで字のごとく畳の数(=畳の枚数)のことを言います。
 

2.○㎡は何畳(帖)になる?
間取り図に記載されているお部屋の大きさは、たいてい畳(帖)数で表記されています。ですが稀に、㎡で表記されている場合があります。またお部屋全体の広さ(=専有面積)は㎡で表記をされています。
では○㎡の広さは具体的に何畳(帖)分になるのでしょうか。

そもそも首都圏不動産公正取引協議会の不動産広告ルールでは、 
1畳(帖)=1.62㎡
という定義が定められています。
 
例えば、16.2㎡のお部屋の畳(帖)数を求める計算は、
16.2㎡=16.2÷1.62=10畳(帖)
となります。簡単ですね。

この畳(帖)数を求める計算は2通りあります。
○㎡=○÷1.62=△畳(帖)
○㎡=○÷3.3×2=△畳(帖)
どちらかの計算式を覚えておけば、もし畳(帖)数が表記されていない場合でもご自身で計算いただけます。
 
ちなみに 2畳(帖)=3.3㎡=1です。
こちらもぜひ覚えておくと便利かもしれません。
 

3.1R・1K・1DK・1LDKの違いって何?
 お部屋の間取りを見る際、必ず「○DK」、「○LDK」等そのお部屋のタイプが表記されています。
「DKとLDKの違いって何?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
ここで少しだけその説明をいたします。
 
☆1R(ワンルーム)
キッチンと居室が仕切られずに一体化している間取りです。キッチンとの仕切りがない分、居室スペースが広くなっています。

☆1K
Kとはキッチン(調理場)を表しています。これは、キッチンと居室の間が仕切られている(仕切り戸がある)間取りのことです。
なお、Kは4.5畳までの大きさであるよう定められています。

☆1DK
DKとはダイニング(食堂)キッチン(調理場)の略称です。
1Kと同じくキッチンと居室は仕切り戸によって隔てられています。
1Kよりキッチンスペースが広がったことによって、食事をする部屋と寝室を分けて生活することもできます。
なお、DKは居室数が1部屋の場合は最低でも4.5畳、2部屋以上だと6畳以上の広さが必要であると定められています。

☆1LDK
LDKとはリビング(居間)ダイニング(食堂)キッチン(調理場)の略称です。この表記のお部屋には、3つの機能が全て集約されています。
なお、LDKは、居室数が1部屋の場合は最低でも8畳、2部屋以上だと10畳以上の広さが必要です。
 
 

以上、物件の間取りについて、大まかですが記載いたしました。
現在物件を探している方や、これから探し出そうとしている方に、今回の記事が少しでもお役立てできれば幸いです。
 
 
私たちインテリジェンス・ネットワーク一同は、お客様一人ひとりの声に耳を傾けお役に立てるよう、全力でサポート致します。
 
アシスト社員より
 
【参照】
北林 晃治、工藤 隆治著 「噴火1年面積8倍」 朝日新聞 46159号(朝刊)11月14日金曜日 1面・33面


 

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