2014/11/05 建築プロセスの紹介
本日も弊社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2020年にオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まり、その進捗について、メディアでも少しずつ取り上げられるようになりました。
10月の日経産業新聞では、“安倍晋三首相が、五輪に使用される主要施設の整備に木材利用を推進している”という内容が記載されています。
あわせて、“木造の商業ビルなどの建設が都市部で相次いでいる”ということも述べられています。
6年後には、東京を中心とする首都圏が、国民をも外国人観光客をも魅了する、木造近代都市となるのも夢ではありませんね!
私たちは、いわゆる「木材ブーム」で世間が木造建築のよさに注目するより先に、木材を建物に利用することの素晴らしさを、地域そして自治体に訴えてまいりました。
また、”木造建築には限界がある“という考えを払拭するため、製材現場に足を運び、木に触れ、その性質について学び、安心・安全であることを確信した上で、住まいづくりに活用しております。
加えて、山梨県道志村の水の恩恵を受けている横浜の一企業として、その森林資源を積極的に取り入れることで(弊社では「水源シリーズ」の建物にこれらの木材を使用しています)、森林の活性化に貢献したいと考えています。
余談ですが、以前私一個人として見学した、約400年前に建築された木造のお寺では、はっきりと目視できるほど曲がった梁(はり)が使用されており、大層驚いたことがあります。
その重厚な佇まいは、決して老朽化で曲がってしまったのではなく、あえて曲がった木材を、梁として利用しているように見受けられました。
聴くところによると、豪雪地帯に建立されたこのお寺では、雪が降り積もった際に建物が潰れないよう重さを分散させ、また地震の揺れを吸収させるための工夫として、曲がった梁を取り入れているとのことでした。
このことはほんの一例ですが、木造建築でもどの部位にどの木材を利用するかの工夫だけでも、強度・地震対策をすることができます。
加えて、今は木造建築の可能性を追求するにあたり、日々専門家・建築家による研究が進められています。
―マイホームがほしい。でも、木造建築だと強度や耐震性、防火性に不安がある―
そのようなお考えの方は、この時代の流れを機に、木材を積極的に利用した住まいづくりをご検討されてはいかがでしょうか?
さて、今回は弊社での、木材を積極的に利用した住まいづくり―「建築プロセス(工程)」について記載したいと思います。
施工をお考えの方のご参考になれば幸いです。
お問い合わせはコチラ
さらに、製材工程の見学や間伐体験を行うことで、弊社の建築の仕組みをご納得の上、お申込みいただけます。
プランに沿って概算見積書を作成し、ご承諾いただいた後に、現地調査・実測・法的チェックを行います。
※地盤調査や測量などを行う場合、別途費用がかかる場合がございます。
建築工事業者に発注するための各図面を作成し、建築許可を得るために、検査機関へ建築確認の申請を提出します。
※建築確認の申請:建物を建てる際、工事の着工前に設計図書の中身が法律に合致しているかを確認するための申請のことです。
▼
お客様のこだわりをお聞かせください。
▼
ご納得後に弊社と工事請負契約を締結していただきます。
※「1.打合せ STEP3 ヒアリング・概算見積書の作成・現地調査」の「概算見積書」はあくまで“おおよそ“の金額です。
この時点の「正式な見積書」以降の変更の場合、費用が発生する場合がございます。
▼
ここで特定行政庁等から確認済証が交付され、工事着工が可能になります。
その後、弊社とお客様の間で工事監理契約を締結していただきます。
※工事監理契約:建築工事を監督する契約のことです。
▼
工事中は工事が設計通りに行われているか、弊社も現場で確認しながら進められます。
もちろん、配筋検査(基礎となる鉄筋【骨組】の検査)や行政建築局による中間検査・完了検査(敷地や構造、設備の検査)も行います。
以上が概ねの流れでございます。 (流れにより、順番が前後する場合がございます)
過去の記事「K様邸戸建新築工事 水源シリーズ ~働くママの家~(vol.1/vol.2/vol.3/vol.4)」では、当時の工事予定表や図面を掲載し、工事途中の様子や完成写真もご覧いただくことができます。
お客様の想いをカタチにする工程をイメージしたい方は、是非アクセスしてみてくださいね。
私たちインテリジェンス・ネットワーク社員一同は、お客様の夢をカタチにするお手伝いができるよう、全力を注ぎます。
【参考ウェブサイト】
・「2020年、東京が「木造ビルの森」に 驚愕の新工法」 日経エコロジー編集部 藤田香 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO78149080Y4A001C1X93000/
本日も弊社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2020年にオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まり、その進捗について、メディアでも少しずつ取り上げられるようになりました。
10月の日経産業新聞では、“安倍晋三首相が、五輪に使用される主要施設の整備に木材利用を推進している”という内容が記載されています。
あわせて、“木造の商業ビルなどの建設が都市部で相次いでいる”ということも述べられています。
6年後には、東京を中心とする首都圏が、国民をも外国人観光客をも魅了する、木造近代都市となるのも夢ではありませんね!
私たちは、いわゆる「木材ブーム」で世間が木造建築のよさに注目するより先に、木材を建物に利用することの素晴らしさを、地域そして自治体に訴えてまいりました。
また、”木造建築には限界がある“という考えを払拭するため、製材現場に足を運び、木に触れ、その性質について学び、安心・安全であることを確信した上で、住まいづくりに活用しております。
加えて、山梨県道志村の水の恩恵を受けている横浜の一企業として、その森林資源を積極的に取り入れることで(弊社では「水源シリーズ」の建物にこれらの木材を使用しています)、森林の活性化に貢献したいと考えています。
余談ですが、以前私一個人として見学した、約400年前に建築された木造のお寺では、はっきりと目視できるほど曲がった梁(はり)が使用されており、大層驚いたことがあります。
その重厚な佇まいは、決して老朽化で曲がってしまったのではなく、あえて曲がった木材を、梁として利用しているように見受けられました。
聴くところによると、豪雪地帯に建立されたこのお寺では、雪が降り積もった際に建物が潰れないよう重さを分散させ、また地震の揺れを吸収させるための工夫として、曲がった梁を取り入れているとのことでした。
このことはほんの一例ですが、木造建築でもどの部位にどの木材を利用するかの工夫だけでも、強度・地震対策をすることができます。
加えて、今は木造建築の可能性を追求するにあたり、日々専門家・建築家による研究が進められています。
―マイホームがほしい。でも、木造建築だと強度や耐震性、防火性に不安がある―
そのようなお考えの方は、この時代の流れを機に、木材を積極的に利用した住まいづくりをご検討されてはいかがでしょうか?
さて、今回は弊社での、木材を積極的に利用した住まいづくり―「建築プロセス(工程)」について記載したいと思います。
施工をお考えの方のご参考になれば幸いです。
建築プロセスの紹介 ~ご依頼から完成まで~
■1.打合せ
STEP1 お客様からのお問合せ(メール)・出会い
建築のご相談を承っております。まずはメールにてご連絡ください。ご要望やご予算などもこの段階で伺うこともできます。お問い合わせはコチラ
▼
STEP2 製材工程見学・間伐体験【ご要望の方】
森林区画にて、お客様ご自身が、建築の土台として使用される水源林をご覧いただけます。さらに、製材工程の見学や間伐体験を行うことで、弊社の建築の仕組みをご納得の上、お申込みいただけます。
▼
STEP3 ヒアリング・概算見積書の作成・現地調査
お客様のご希望を形にしていきます(プランの作成)。プランに沿って概算見積書を作成し、ご承諾いただいた後に、現地調査・実測・法的チェックを行います。
※地盤調査や測量などを行う場合、別途費用がかかる場合がございます。
■2.設計業務
STEP1 設計委託契約・建築確認の申請を提出
プランと資金計画が決定し、設計委託契約を結びます。建築工事業者に発注するための各図面を作成し、建築許可を得るために、検査機関へ建築確認の申請を提出します。
※建築確認の申請:建物を建てる際、工事の着工前に設計図書の中身が法律に合致しているかを確認するための申請のことです。
▼
STEP2 カタログサンプルの請求・設備ショールーム見学【ご要望の方】
カタログサンプルやショールームの実際の設備をお客様にご覧いただきながら、ご希望をお伺いいたします。お客様のこだわりをお聞かせください。
▼
STEP3 正式な見積書の提示・工事請負契約
建築工事業者等、各業者に見積依頼を行い、正式な見積書をご確認いただきます。ご納得後に弊社と工事請負契約を締結していただきます。
※「1.打合せ STEP3 ヒアリング・概算見積書の作成・現地調査」の「概算見積書」はあくまで“おおよそ“の金額です。
この時点の「正式な見積書」以降の変更の場合、費用が発生する場合がございます。
▼
STEP4 確認済証取得
「2.設計業務 STEP1 設計委託契約・建築確認の申請を提出」で提出した、建築確認の申請が受理されます。ここで特定行政庁等から確認済証が交付され、工事着工が可能になります。
その後、弊社とお客様の間で工事監理契約を締結していただきます。
※工事監理契約:建築工事を監督する契約のことです。
■3.工事着工(工事監理契約後)
STEP1 地鎮祭
工事に先駆け、土地の神様を奉り、建築工事の無事を祈願する祭「地鎮祭」を行います。▼
STEP2 着工から上棟、竣工・引き渡しへ
建物の骨組みを造っていきます。工事中は工事が設計通りに行われているか、弊社も現場で確認しながら進められます。
もちろん、配筋検査(基礎となる鉄筋【骨組】の検査)や行政建築局による中間検査・完了検査(敷地や構造、設備の検査)も行います。
以上が概ねの流れでございます。 (流れにより、順番が前後する場合がございます)
過去の記事「K様邸戸建新築工事 水源シリーズ ~働くママの家~(vol.1/vol.2/vol.3/vol.4)」では、当時の工事予定表や図面を掲載し、工事途中の様子や完成写真もご覧いただくことができます。
お客様の想いをカタチにする工程をイメージしたい方は、是非アクセスしてみてくださいね。
私たちインテリジェンス・ネットワーク社員一同は、お客様の夢をカタチにするお手伝いができるよう、全力を注ぎます。
アシスト社員より
【参考ウェブサイト】
・「2020年、東京が「木造ビルの森」に 驚愕の新工法」 日経エコロジー編集部 藤田香 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO78149080Y4A001C1X93000/