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2014/09/11 社会貢献活動について



本日も弊社ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 
 8月下旬はまるで秋のような肌寒い日がありましたが、9月に入りまた暑い日もあるなど、気温の変化が激しいですね。季節の変わり目ですので、体調を崩されないよう十分ご注意ください。
 

 最近は異常気象が多いですね。「数十年に一度の大雨」や、「今までに経験したことがないような大雨」といった表現が、ニュースでよく聞かれるようになりました。各地で浸水や土砂災害などが発生しました。中でも、広島県で発生した大規模な土砂災害が記憶に新しいところです。現地では、大勢のボランティアの方も協力し、復旧作業が続いているようです。そこで今回は、少し前の話になりますが、個人的に参加したボランティア活動についてご報告します。
 
 私は、回数は少ないですが個人的にボランティアバスツアーに参加し、5回東北へ行ったことがあります。そのうちの1つの団体から、緊急支援ボランティアバスツアーについて連絡がありました。内容は、7月9日の台風8号による豪雨災害が発生した山形県南陽市へ緊急支援ボランティアに行く、というものでした。
行程は、
 
   7月20日(日)夜 横浜発 
         ↓
       (車中泊)
         ↓
   7月21日(月・祝)朝 現地着
         ↓
   ボランティアセンターでマッチング
         ↓
        活 動
         ↓
       夜 横浜着
 
という内容です。ちょうど祝日で休みだったこともあり、すぐに申し込みをして参加してきました。
 
 山形県南陽市の豪雨災害については、私が気づかなかっただけかもしれませんが、首都圏ではあまり報道されておらず、全く知りませんでした。現地ではボランティアセンターが開設されており、すでに多くのボランティアの方が活動されていたそうです。まず、ボランティアセンターに行き、マッチング(誰がどこで何の作業をするかの割り当て)が行われました。


  
 




















 





 私が参加した団体「かながわ311ネットワーク」の参加者は4つのグループに分かれ、それぞれ個人宅の片付けを割り当てられました。作業に必要な道具を持って、指示された現場へ向かいます。その場所は、小さな川の両岸に並ぶ住宅街でした。災害発生からすでに10日以上経っていましたが、川は未だに茶色の濁流が流れていました。この川が氾濫し、両岸の住宅を浸水させたようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








 最初に伺ったお宅では、大方土砂のかき出しが終わっており、床板を1枚ずつ洗って雑巾で拭く作業をしました。その後すぐに、他の現場の人手が足りないので移動するよう指示があり、そこへ行きました。そのお宅では、川に面した広い庭に大量の土砂が堆積していました。今までのボランティアの方により、だいぶ土砂が運び出されたそうですが、それでもまだたくさんの土砂があり、物置小屋のドアが開かない状況でした。大勢で、シャベルで土砂をかき出す、ネコ(一輪車)で土砂を指定の場所まで運ぶ、といった作業を分担して行いました。真夏日、炎天下での作業のため、こまめに休憩をとりお互いの体調を気遣いながら作業を進めました。1日だけの作業でしたが、担当したお宅はだいぶきれいになり、お宅のご主人が大変喜んでくださいました。
 
作業中は、ご近所の方が冷たいお茶を出してくださったり、ボランティアセンターではきゅうりの漬物やスイカやぶどうなども出してくださったり、皆さんの温かいお気持ちがうれしかったです。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 







 今まで、豪雨災害はテレビの中のことというイメージでしたが、実際に被災地に行ってみて被害に遭うとこんなことになる、というのを目の当たりにし、自然の驚異を実感しました。





 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                   
 
 




   運び出された家財道具






 日本は山が多く国土が狭いため、山や川の近くに住むことになる場合も多くあります。雨や風の発生を止めることはできませんが、地球温暖化などの進行を抑制することや被害を減少させることなどは、何らかの手段があるのではないでしょうか。そのための1つの手段として、適切に森林を管理する方法が考えられます。ある程度成長した木を間伐し、木の生長を促します。そうすると日光が差し込み、木の光合成が活発になり二酸化炭素の吸収量が増え、地球温暖化防止の一助になります。間伐された木を、その川の川下で住宅などに使用すれば、木材の安定供給や雇用促進にもつながり、良いサイクルが生まれると考えます。そのような未来をめざし、インテリジェンス・ネットワークは「森の循環推進協議会」の一員として社会貢献活動をしています。詳しくはホームページをご覧ください。「森の循環推進協議会」では、川上の木材を利用し、同じ川の川下で住宅を建設することを推進しています。具体的には、現在「働くママの家シリーズ」(←詳細はクリック)が完成に向けて着々と作業が進められています。追って最新情報をお伝えします。
 
 災害が起きると、避難所や仮設住宅での生活を余儀なくされる方が多くいます。一日でも早く、避難されている方がご自宅に戻られることを願ってやみません。誰にとっても、安心して暮らせるのはやはりご自宅です。


 
~我々、インテリジェンス・ネットワークは、

皆さんが安心して暮らせる住まい探しのお手伝いをしています。

お部屋探しのご要望はぜひ当社へ~

 
 
(新人アシストより)
 
参考 「WOOD CLADDING」VOL.4 越井木材工業株式会社

 

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