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2014/03/27 木造・木質化について



本日も弊社HPへアクセス頂きまして、誠に有難うございます。
 
徐々に春を感じる気候になってきました。
通勤途中にある梅が大変きれいに咲いていましたので、写真を撮ってみました。
青い空に、ピンクの梅が映えて大変きれいです。よく見るとウグイスが梅の木に止まっており、ますます春を感じました。



梅もきれいですが、やはり春と言えば桜を想像される方が多いと思います。
関東では25日から桜が開花を始め、3/31には満開となり、その後一週間は見頃が続くとのことです。
今からお花見が楽しみですね!

  
 
さて今回は木造化・木質化に関して簡単に紹介をしたく思います。
インテリジェンス・ネットワークでは、建築業や森の循環推進協議会を通し木造・木質化に注力をしております。
ではどのような経緯があり、弊社だけではなく全国的にも木造化・木質化が注目されているのかを紹介します。
 
◇     木造化・木質化の目的・経緯 ◇
日本の森林資源は、戦後大量に植林された木が利用期を迎えています。
しかし森林の手入れが十分に行われず、森林の多面的機能の低下が懸念されています。
このような状況を克服するためには、木材を適切に利用をすることや、適正な森林整備を進めることが、木や森の持続的かつ健全な発展につながると言われております。
 
こういった経緯があり、木材利用の促進が林業の再生や森林の適正な整備のほか、地球温暖化の防止等に貢献するとして、平成22年に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が制定されています。
それ以降、様々な地方自治体にて公共建築物の木造化や木質化が進んできています。
近年では空港や駅舎などの準公共建物にも木質化や木造化も行われているようです。
 

 
では、適正な森林の整備だけのために木造化・木質化が進んでいるのかというと、木材を利用することで下記の効果があるとも言われております。
 
◇     木材利用の効果 ◇
①  湿度や温度の調整
湿度や温度の変化を緩和する効果があるといわれております。木造の小学校はインフルエンザの流行が抑えられる傾向があるそうです。
 
②  心理面での効果
木目は人のストレスを緩和したり安心感を与え、木の香りにはリラックス効果があると言われています。
 
  断熱性や衝撃吸収性
   コンクリートに比べると高い断熱性を持ち、木材を床材にすると足が冷えにくいと言われています。また木材はクッションのような役目をするため衝撃を吸収し、転倒の際にも怪我をしにくいと言われています。
 
※上記以外にも様々な効果があると言われています。
 

 
弊社では木造の建築物を取り扱うだけでなく、横浜市の水源地保全の目的から水源林を活用した共同住宅や戸建ての建設を行っています。(水源シリーズ)
 
インテリジェンス・ネットワークの入口付近には、水源シリーズ・共同住宅の模型が置いてあります。
興味深そうに見てくださるお客様や模型の質問をされるお客様もいます。柱や梁だけでなく、筋違まで詳細に表現がされています。
 
水源シリーズ 共同住宅1模型   (1/20スケール)

 
水源シリーズ 共同住宅1・2模型  (1/50スケール)

 
弊社に来て頂いたお客様にはどなたでも見ていただけますので、興味がある方は是非模型をご覧ください。
インテリジェンス・ネットワークでは全国の水源地の村・町の活性化に貢献できるよう、積極的な水源林の活用にこれからも取り組んで参ります。
 
最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

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