2013/08/29 『緑園都市建売新築工事』~着工編~
本日も弊社HPへアクセス頂きまして、誠に有難うございます。
8月も残り数日となりました、朝晩は少しずつ暑さが和らいできたようですが・・・
日中はまだまだ暑く、外出する際の気温差、熱中症は今後も油断できませんね。
「水分補給!十分な睡眠!そして栄養補給!」を合言葉に日々精進していきたいです。
お盆休暇について、自身の話になり恐縮でありますが、前半は山梨県富士吉田市に日帰りで滞在、後半は実家があります中国地方に帰省しておりました。
まず、富士吉田市についてですが、道志村から北西に位置しており、「富士急ハイランド」や「吉田うどん」で有名ですよね。最近では、富士山世界遺産登録も含めて、観光客(特に外国からの観光客)が多かったように感じました。
どうして富士吉田なのかと申しますと・・・以前より富士吉田という町がとても好きで、また弊社でもご縁のある道志村も大変近いことも理由のひとつであります。
富士山駅には、外壁またホームの軒下など至る所に木の角材が上張りされていたのがとても印象に残っています。また古民家を移築されたカフェもあり、おいしいコーヒーとケーキで、ゆったりとした時間を過ごしました。また訪れたいです!
それから中国地方へ移動、実家に帰省いたしました。
※車内の気温「37度」の表示、照りつける直射日光でした。
今回は、約2年ぶりに祖母に会いました。祖母もだいぶ歳をとっていましたが、思ったより元気そうで何よりでした。遠く横浜で仕事をしておりますが、家族に会うとほっとするこの瞬間は、何年経っても胸が熱くなります。また、地元には有名な「ワイン」があるのですが、自身の見聞のなさが裏目に出て、購入するワイン『赤』を『ロゼ』と間違えてしまうという、失態がありました。
仕事におきましても「確認」「裏づけ」「意識」が大事だと痛感しました。
さて、前置きが大変長くなりましたが、本日は『緑園都市売建建築工事』の進捗をご報告いたします。
今回の敷地は、河川のすぐ傍であり、敷地内にも旧河川だった部分があることから、下記の課題がありました。
課題①『昔の擁壁』が地中に埋まっている可能性が高い。
課題② 軟弱地盤の可能性がある。
上記の課題への対策を含めました進捗を、時系列に沿って以下報告いたします。
1. 地中障害物撤去 (平成25年6月20日)
課題①『昔の擁壁』が地中に埋まっている可能性が高い。
について
対策① →地中障害物の撤去
現在の河川が写真上部にあり、掘削し敷地内に姿を現した擁壁の上端が
見えています。(写真:平成25年4月1日撮影)
測量部分のみで、長さ約15m、深さは約3,3mありました。
予想よりも大がかりな撤去工事になり、工事は当初の予定日数よりも多く5日要しました。
(写真)撤去作業中。赤で囲った部分は擁壁の一部です。
地中障害物の撤去後、埋戻し~転圧を致しました。
(写真)施工前
(写真)施工後
※上記はあくまで地鎮祭執行のため、転圧した状態ですが、建物の荷重や他への地耐力がなく、この後地盤改良が必要です。
2. 地鎮祭 (平成25年7月13日)
着工に先駆け、古式ゆかしく地鎮祭を執り行いました。
当日は、夏日でとても暑く、準備中も汗が止まりませんでした・・・
(写真)宮司さん準備中。右側はお施主様のお子様です。
(写真)まもなく地鎮祭スタートです。
(写真)切麻散供の儀
(写真)お施主様ご家族による玉串奉奠の儀
(写真)忌鍬の儀
(写真)神酒拝杯 ~お施主様よりご挨拶~
こうして無事、地鎮祭を滞りなく執り行いました。
無事に着工~竣工~お引渡しできる様、弊社も精進・努力して参ります!
3. 地盤改良 (平成25年7月24日)
課題② 軟弱地盤の可能性がある。
↓
対策② →地盤改良(凝固剤使用)、小口径鋼管杭の施工
地盤の表層部に位置する改良対象土にセメント系の固化材を添加、混合撹拌転圧し、板状に地盤を改良することを「表層改良」といいます。
今回、改良面積33.14㎡、深さ2.0m、改良対象土量は66.28㎥に固化材を65㎏/㎥添加(固化材使用量は4.5t)して表層改良を行います。
(図)斜線部が改良該当範囲です。
(写真)施工前・施工機確認
改良深度検尺の後、散布→撹拌→転圧→整地です。
(写真) 固化剤4.5t散布・撹拌
(写真)中間転圧状況
4. 小口径鋼管杭施工 (平成25年7月31日)
(図面)建物配置図
鋼管杭配置
(写真)施工前全景、BM-GL確認後、杭芯確認
(写真)施工機確認、鋼管杭搬入
(写真)材料確認 丸蓋、拡底板(径300㎜)、杭長検尺
(写真)杭芯セット・鉛直確認
今回こちらの戸建では、
1. 構造材(柱・梁・桁)
2. 内装材(床)
3. 外壁(2階の一部分)に
神奈川県産材、山梨県産(道志の杉を含む)を使用する予定です。
木材利用ポイント制度が幅広く認知され、もっと全国の水源林の未利用資源が活用されることを協議会も含めて期待する所であります!
水源林の資源の活用を推進への一役に!
次世代への水源林の継承へ!
啓発活動の一環へ!
弊社でも今後も積極的に取り組む所存でございます。
最後に、自身の反省点ではございますが、段取りが要領を得ず、時間が経過し御施主様ならびに協力業者の方にご迷惑をおかけした部分がある事、また社内にも影響を及ぼすことになり、深く反省いたしました。
冒頭でも記述いたしました「確認」「裏づけ」「意識」を徹底したいと思います。
緑園都市戸建新築工事進捗につきましては、今後もご報告いたしますので、是非ご覧くださいませ。最後までご高覧いただき有り難うございました。
(写真)お施主様と道志訪問・横浜市水源林散策
8月も残り数日となりました、朝晩は少しずつ暑さが和らいできたようですが・・・
日中はまだまだ暑く、外出する際の気温差、熱中症は今後も油断できませんね。
「水分補給!十分な睡眠!そして栄養補給!」を合言葉に日々精進していきたいです。
お盆休暇について、自身の話になり恐縮でありますが、前半は山梨県富士吉田市に日帰りで滞在、後半は実家があります中国地方に帰省しておりました。
まず、富士吉田市についてですが、道志村から北西に位置しており、「富士急ハイランド」や「吉田うどん」で有名ですよね。最近では、富士山世界遺産登録も含めて、観光客(特に外国からの観光客)が多かったように感じました。
どうして富士吉田なのかと申しますと・・・以前より富士吉田という町がとても好きで、また弊社でもご縁のある道志村も大変近いことも理由のひとつであります。
富士山駅には、外壁またホームの軒下など至る所に木の角材が上張りされていたのがとても印象に残っています。また古民家を移築されたカフェもあり、おいしいコーヒーとケーキで、ゆったりとした時間を過ごしました。また訪れたいです!
それから中国地方へ移動、実家に帰省いたしました。
※車内の気温「37度」の表示、照りつける直射日光でした。
今回は、約2年ぶりに祖母に会いました。祖母もだいぶ歳をとっていましたが、思ったより元気そうで何よりでした。遠く横浜で仕事をしておりますが、家族に会うとほっとするこの瞬間は、何年経っても胸が熱くなります。また、地元には有名な「ワイン」があるのですが、自身の見聞のなさが裏目に出て、購入するワイン『赤』を『ロゼ』と間違えてしまうという、失態がありました。
仕事におきましても「確認」「裏づけ」「意識」が大事だと痛感しました。
さて、前置きが大変長くなりましたが、本日は『緑園都市売建建築工事』の進捗をご報告いたします。
今回の敷地は、河川のすぐ傍であり、敷地内にも旧河川だった部分があることから、下記の課題がありました。
課題①『昔の擁壁』が地中に埋まっている可能性が高い。
課題② 軟弱地盤の可能性がある。
上記の課題への対策を含めました進捗を、時系列に沿って以下報告いたします。
1. 地中障害物撤去 (平成25年6月20日)
課題①『昔の擁壁』が地中に埋まっている可能性が高い。
について
対策① →地中障害物の撤去
現在の河川が写真上部にあり、掘削し敷地内に姿を現した擁壁の上端が
見えています。(写真:平成25年4月1日撮影)
測量部分のみで、長さ約15m、深さは約3,3mありました。
予想よりも大がかりな撤去工事になり、工事は当初の予定日数よりも多く5日要しました。
(写真)撤去作業中。赤で囲った部分は擁壁の一部です。
地中障害物の撤去後、埋戻し~転圧を致しました。
(写真)施工前
(写真)施工後
※上記はあくまで地鎮祭執行のため、転圧した状態ですが、建物の荷重や他への地耐力がなく、この後地盤改良が必要です。
2. 地鎮祭 (平成25年7月13日)
着工に先駆け、古式ゆかしく地鎮祭を執り行いました。
当日は、夏日でとても暑く、準備中も汗が止まりませんでした・・・
(写真)宮司さん準備中。右側はお施主様のお子様です。
(写真)まもなく地鎮祭スタートです。
(写真)切麻散供の儀
(写真)お施主様ご家族による玉串奉奠の儀
(写真)忌鍬の儀
(写真)神酒拝杯 ~お施主様よりご挨拶~
こうして無事、地鎮祭を滞りなく執り行いました。
無事に着工~竣工~お引渡しできる様、弊社も精進・努力して参ります!
3. 地盤改良 (平成25年7月24日)
課題② 軟弱地盤の可能性がある。
↓
対策② →地盤改良(凝固剤使用)、小口径鋼管杭の施工
地盤の表層部に位置する改良対象土にセメント系の固化材を添加、混合撹拌転圧し、板状に地盤を改良することを「表層改良」といいます。
今回、改良面積33.14㎡、深さ2.0m、改良対象土量は66.28㎥に固化材を65㎏/㎥添加(固化材使用量は4.5t)して表層改良を行います。
(図)斜線部が改良該当範囲です。
◆施工の流れ◆
1.所定の高さまで土を鋤取ります。
2.固化材を均一に散布します。
3.充分に混合・撹拌します。
4.油圧ショベルバケットで締固め、転圧しながら整地します。
5.不陸整正し、所定の高さに合わせます。
6.振動ローラーで転圧します。
7.整地します。
1.所定の高さまで土を鋤取ります。
2.固化材を均一に散布します。
3.充分に混合・撹拌します。
4.油圧ショベルバケットで締固め、転圧しながら整地します。
5.不陸整正し、所定の高さに合わせます。
6.振動ローラーで転圧します。
7.整地します。
(写真)施工前・施工機確認
改良深度検尺の後、散布→撹拌→転圧→整地です。
(写真) 固化剤4.5t散布・撹拌
(写真)中間転圧状況
4. 小口径鋼管杭施工 (平成25年7月31日)
(図面)建物配置図
鋼管杭配置
(写真)施工前全景、BM-GL確認後、杭芯確認
(写真)施工機確認、鋼管杭搬入
(写真)材料確認 丸蓋、拡底板(径300㎜)、杭長検尺
(写真)杭芯セット・鉛直確認
今回こちらの戸建では、
1. 構造材(柱・梁・桁)
2. 内装材(床)
3. 外壁(2階の一部分)に
神奈川県産材、山梨県産(道志の杉を含む)を使用する予定です。
木材利用ポイント制度が幅広く認知され、もっと全国の水源林の未利用資源が活用されることを協議会も含めて期待する所であります!
水源林の資源の活用を推進への一役に!
次世代への水源林の継承へ!
啓発活動の一環へ!
弊社でも今後も積極的に取り組む所存でございます。
最後に、自身の反省点ではございますが、段取りが要領を得ず、時間が経過し御施主様ならびに協力業者の方にご迷惑をおかけした部分がある事、また社内にも影響を及ぼすことになり、深く反省いたしました。
冒頭でも記述いたしました「確認」「裏づけ」「意識」を徹底したいと思います。
緑園都市戸建新築工事進捗につきましては、今後もご報告いたしますので、是非ご覧くださいませ。最後までご高覧いただき有り難うございました。
(写真)お施主様と道志訪問・横浜市水源林散策
建築メンテナンス担当