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2024/07/11 ウッドショックについて



いつも弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
社長室アシスタント社員が担当いたします。
 
蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年の梅雨は各所でゲリラ豪雨や突然の雷雨などが多く、いままでの梅雨とは違
った印象を受けますね。日々の生活を改め、地球の環境を守っていかなければな
らないと感じる今日この頃です。
 

 
さて、今回は木材の高騰について触れていきたいと思います。
2021年に発生した木材価格の高騰、それにまつわる問題のことを「ウッドショッ
ク」と呼びます。「ウッドショック」は過去に2度発生しており、今回が3度目の
発生でした。この事象により日本国内においても長期にわたり住宅高騰の影響が
出ていましたが、今回は「ウッドショック」発生の背景と、またそれがどのよう
に日本へ影響したかをご紹介します。
 
発生要因
  • 木材の伐採を行う労働者数がコロナウイルスの影響で減少した
  • コロナ禍でネットショッピングをする人が増え、世界的なコンテナ不足が発生
  • アメリカ・中国で住宅ローンの低金利政策がとられたことにより住宅購入者が
増加したことにより需要と供給のバランスが崩れた
コンテナヤードのイラスト
 
上記を主な理由として木材が世界的に不足、木材の値段が高騰し「ウッドショ
ック」が発生しました。 結果、安価な輸入材に頼っていた日本ではその輸入木
材が不足する分、国産の木材を使用するも、国産材もが不足する状況へと陥っ
てしまったようです。
そこで日本は今回のウッドショックを機に輸入材に頼りすぎることをやめ、国
産材の利用を促進する方向へとシフトするようになり、林野庁の発表するデー
タからも輸入材が減少傾向にあることが汲取れました。
現在もまだ価格は元通りとはいかず、運賃の上昇や円安の影響も相まって厳しい
状況はしばらく続きそうです。
                           
 
いかがでしょうか?住宅購入の際は、世界的な情勢なども価格に影響してくるこ
とがお分かりいただけたかと思いますので、ご検討の際はぜひそういった点へも
着目いただければと思います。
 
◇◇◇我々インテリジェンス・ネットワーク一同は
            皆様に役立つ情報を、常に発信して参ります◇◇◇

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