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2011/07/15 7月9日~10日「間伐活動参加報告」



7月9日(土)横浜は32.5℃真夏日をとなりました。
間伐作業の参加準備をしながら朝のニュース(NHK)を視ていると「関東甲信越・北陸・九州地方は梅雨明け宣言が出される。」との事でした。 

(ようやく梅雨明けか~ぁ!) 

と思いながら山梨県道志村を目指し、

AM6時30分に横浜の自宅を出発、一路、東名高速「横浜青葉インター」より「御殿場インター」→富士「籠坂峠」→「山中湖」→「道志村」とニッサン「モコ」を運転していました。

途中、(AM9:00頃)道志道(どうしみち)側道にある気温計を視ると22℃と表示されていました。

 

エアコンを切り、窓を全開にし天然クーラーで走行している内に集合場所である「道志村スポーツ広場」に到着しました。
 

いつもの様に地下足袋に履き替え準備し作業道具をトラックに積み込んでいると

「ガソリンが無い!」
と言う言葉が小生の耳に飛び込んできましたので、

自ら志願し作業機械のタンクを持ってニッサン「モコ」に乗り込み「いざ!ガソリンスタンド」へ3㌔程走り、スタンドに到着しタンクにガソリンを入れお金を支払うと、小生は「ビッツクリ!」ガソリンが9.98㍑も入り現金1,480円を清算しました。

タンクは10㍑(結構!入るんだなーぁ!)と思いつつ、スポーツ広場へ戻りミーティングに参加。


 
エントリーを済ませ、本日の作業地、保育園上の「谷相地区」へ到着。

作業小屋である「味噌小屋」よりマウントポニーがいつもの様に軽快なエンジン音を森林に響かせながら作業現
場まで皆を誘導してくれました。

作業道具等をトラックより下ろし各作業エリアへ配置が終わると現場ミーティングです。


 
本日の作業は林道より作業道を我々で作り、急傾斜地の杉の伐採を行い、急傾斜地より倒木を引き上げ「味噌小屋」近くまで搬出する作業との事。
 



最初の作業は(ABC3班全員)皆で作業道予定区域の

①下草狩り②切り株の処理 
 


③作業道の傾斜慣らし
  


「作業道具」


「5分で息が上がります。」


「作業道らしいかな?」


④作業道近隣の立木養生 



⑤完成した作業道にマウントポニー試運転


「小粒でも力は人一倍」


「新しい作業道をゆっくりはしります。」

 


⑥手直し作業 
 



⑦急傾斜(30°~35°)立木の伐採 


 「かなり傾斜の為、安全確認。」


 


「本当に危険です。」


 
 
「木を切り倒す方向(伐倒方向といいます。)を様々な条件を見極めて非難場所も決め
  テェーンソーで切り始めます。」傾斜が急の為、足場が悪く慎重に作業をします。

 



⑧倒木後の指導~計測 
 


「倒木の高さを測ります。」  
         


「倒木に直径を計ります。」

 
 

「勿論、記録に残します。」



 
 
12:20~13:20   昼食  
            


「本日のランチ」の後は、 休む人、鉄棒にぶら下がり体を伸ばす人も・・・。


           
           13:30  作業エリアに到着

簡単なMT後、AB班合同「急傾斜地作業」・C班「横浜水道局指定地」に別れ作業


⑨ひっぱりダコ・マウントポニーを操作し倒木の引き上げ(AB班)


「急傾斜地の倒木」

 


「軽快なエンジン音のひっぱりダコ」

 


「ひっぱりダコと倒木にワイヤーをセット」


「いよいよ倒木の引き上げです。」

急傾斜地より倒木が路網近くまで引き上げられると「マウントポニー」へバトンタッチです。

直接引き上げではなく、立ち木に滑車を取り付け、ゆっくりと慎重に「ポニー」が引き上げます。


 
「立ち木にセットされた滑車」

 「立ち木にくくられたポニー」



⑩マウントポニーに倒木積み込み(AB班)
 


C班「横浜水道局指定地」
 

⑪薄暗い森林を倒木作業
 
「チルホール」 立ち木を引き倒す時に使います。 いよいよワイヤーを張り準備完了。

 

状況を見ながら指示者に従いチルホールを締めていきます。
 


見事に珍木を倒木。 「ハイチーズ」

木を切り倒すなんて、ひどいと思われる人も居るかと思いますが、
皆さんが散髪を行うのと同じように森林も間引きし、風通しを良くし、太陽の光も取り入れなければ健全な森林とは言えないのです。

 

⑫間伐作業後森林に陽が差し込む。 


間伐作業の成果です。森林が明るくなりました。
立ち木達も気持ち良さそうに日光浴。

 

⑬マウントポニーにて倒木運搬(林道下る)

 
15:40 作業終了

作業終了後は本日の宿泊施設へ移動し作業道具の手入れです。

 

やはり道具の手入れまできちんと行い本当の作業完了ですね!

以上、森林は様々な作業を60年単位で手入れを行わなければ健全な森林にはなりません。
現在、日本中の山々では人口減少・過疎化問題から労働力不足に陥りなかなか森林整備が出来ないのが現状であります。


これらが 「蛇口の向こうの現状。」 なのです。


1日24時間 と言う時間は、我々人間が唯一、平等に与えられた宝物です。

「我々、インテリジェンス・ネットワークは事業活動の中で、

活動内容の質を上げ、少しでも多くの皆様へ水源の大切さ!

森林保護の大切さ!についてお伝えする所存であります。」


 

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