2013/02/21 三ツ沢西町共同住宅~フローリング・外壁施工~
本日も弊社HPをご覧頂きまして有難うございます。
先日新聞で「森で働く」~若者に林業就職人気 の記事を目にしました。
林業就職を後押しするため、今より約9年前にスタートした林野庁からの助成『緑の雇用』研修制度では、就職希望者の本格採用前の「トライアル雇用(3か月)」や採用後の「フォレストワーカー(林業作業士)研修」を受け、植栽や下刈り、伐倒など林業に必要な専門知識を座学で学び山林ではチェーンソーのメンテナンス、ひもの結び方など現場で役立つ技術も習得、3年間の期間には国から給与が支給されるそうです。
この制度が功を奏し、全国にある林業事業体の中で3割が採用し、15,000人が終了したそうです。環境問題に魅力を感じる人が増え始めて、35歳未満の世代の林業従事者は増加傾向にあるそうです。とはいえ、まだまだ課題が多いのが現状ではないでしょうか。
昨年10月に社内研修にて、道志村間伐体験を行った際に、顧問指揮の元、一本の桧を皆で順番に鋸で伐り、ロープを使い引っ張り、倒れる方向を調整しながら材を倒した事を思い出しますと、決して容易ではない、大変さも感じました。
知識・技術を習得できる充実した研修が今後も促進・拡張され、さらに従事者が増えて活性化する事に期待膨らみます!
さて、本日は「三ツ沢西町共同住宅」フローリング施工及び間伐材を使用しての外壁の木壁の施工をご紹介いたします。
前回では、材の供給~ウレタン塗装工場をご紹介いたしました。
ウレタン塗装の仕上がりを確認に、千葉県は旭市へ参りました!
途中、キャベツ畑で収穫されている方を発見!
新鮮なキャベツを1箱10玉入りで社長が購入、社長のススメで挽肉とはさんで蒸して調理しました!甘みのある大変美味しいキャベツでした!
ウレタン工場へ到着!早速材を確認させて頂きました。
この日は、塗装後の梱包中でした。
材と材の間にはトイレットペーパーを挟んでもらいます。
(左)材は現場で運びやすくするため、6枚を1束として梱包していただきました。
(右)裏面から見た材です。節のある部分は、埋込の処置を行ってあります。
材を1枚1枚確認し、キズ・割れなどがある場合は、別の梱包で区分しました。
塗装は2色で行いまして、クリア色の材には心持で赤身を帯びた材もあれば、白っぽい材もあり、風合いが豊かでした。
今回使用した塗料です。
梱包済のフローリングは、2月4日現場に2tロング車にて搬入されました。
今回、103号室・203号室のLDKにはダークブラウン、その他洋室・ホールにはクリア色のフローリングを施工します。
フローリングの加工は、凹凸の本実加工でしたが、凸部分にも塗布した事で
材に厚みができてしまい、現場での突合せの際にスムーズでないと大工さんから
指摘がありました。今後の課題として、凸部分には塗布はしないように配慮が必要であります。
現場で材をカットして施工します。
後日、熊本小国材も同様にウレタン塗装後納入いたしました。
続きまして、外壁の木壁のご紹介です。
今回、木壁貼りとして使用する材は、相模川流域材を越井木材工業様にて、熱処理を行い、ウォルナット色の塗装をしていただきました。
木壁を施工するために、サイディングの上に下地の胴縁を横方向にビス止めし、その上に木壁を縦張りで施工します。
サッシや、換気ガラリ廻りには、コーキングではなく、
納まりが良くなる様、木の縁を回していただきます。
匠の技!! バルコニー廻りもしっかりと計算されています。
職人さんの知恵・技術の結晶です。本当に有難うございます!
(施工途中)
(施工後)
下地のサイディングとはまた違うコントラストで、完成がとても楽しみですね!
写真では反対側にあります「市民の森」の植栽と、木壁の風合いがとてもよくマッチしております。
ここで一つ問題が!
木壁の仕上がりより、換気ガラリが33ミリ凹んでしまうと職人さんより連絡がありました。
納まりをよくするため、職人さんから知恵を頂き、ガラリを上につける事に。
しかしながら、ガラリはシルバー色の1色しかありません。
そのままでつけると、色が合わない・・・
そこで、考えた結果!ウレタン塗装していただいた工場へ問い合わせし、木壁と同じ色で塗装を行ったガラリカバーを後日現場で嵌め込むことになりました。
様々な場面で、色々な方々に助言いただき、お知恵を授けていただき、現場が進んでいます。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
完成の写真につきましては、次回3月にご紹介いたします。
引き続きご覧いただければ、幸いでございます。
林業活性化のために!
安定的な森林の材の供給のために!
材の活用の拡張のために!
我々インテリジェンスネットワークは、
今後も努力を弛まず、継続して挑戦していく所存であります!
(完成イメージパース)
先日新聞で「森で働く」~若者に林業就職人気 の記事を目にしました。
林業就職を後押しするため、今より約9年前にスタートした林野庁からの助成『緑の雇用』研修制度では、就職希望者の本格採用前の「トライアル雇用(3か月)」や採用後の「フォレストワーカー(林業作業士)研修」を受け、植栽や下刈り、伐倒など林業に必要な専門知識を座学で学び山林ではチェーンソーのメンテナンス、ひもの結び方など現場で役立つ技術も習得、3年間の期間には国から給与が支給されるそうです。
この制度が功を奏し、全国にある林業事業体の中で3割が採用し、15,000人が終了したそうです。環境問題に魅力を感じる人が増え始めて、35歳未満の世代の林業従事者は増加傾向にあるそうです。とはいえ、まだまだ課題が多いのが現状ではないでしょうか。
昨年10月に社内研修にて、道志村間伐体験を行った際に、顧問指揮の元、一本の桧を皆で順番に鋸で伐り、ロープを使い引っ張り、倒れる方向を調整しながら材を倒した事を思い出しますと、決して容易ではない、大変さも感じました。
知識・技術を習得できる充実した研修が今後も促進・拡張され、さらに従事者が増えて活性化する事に期待膨らみます!
さて、本日は「三ツ沢西町共同住宅」フローリング施工及び間伐材を使用しての外壁の木壁の施工をご紹介いたします。
前回では、材の供給~ウレタン塗装工場をご紹介いたしました。
ウレタン塗装の仕上がりを確認に、千葉県は旭市へ参りました!
途中、キャベツ畑で収穫されている方を発見!
新鮮なキャベツを1箱10玉入りで社長が購入、社長のススメで挽肉とはさんで蒸して調理しました!甘みのある大変美味しいキャベツでした!
ウレタン工場へ到着!早速材を確認させて頂きました。
この日は、塗装後の梱包中でした。
材と材の間にはトイレットペーパーを挟んでもらいます。
(左)材は現場で運びやすくするため、6枚を1束として梱包していただきました。
(右)裏面から見た材です。節のある部分は、埋込の処置を行ってあります。
材を1枚1枚確認し、キズ・割れなどがある場合は、別の梱包で区分しました。
塗装は2色で行いまして、クリア色の材には心持で赤身を帯びた材もあれば、白っぽい材もあり、風合いが豊かでした。
今回使用した塗料です。
梱包済のフローリングは、2月4日現場に2tロング車にて搬入されました。
今回、103号室・203号室のLDKにはダークブラウン、その他洋室・ホールにはクリア色のフローリングを施工します。
フローリングの加工は、凹凸の本実加工でしたが、凸部分にも塗布した事で
材に厚みができてしまい、現場での突合せの際にスムーズでないと大工さんから
指摘がありました。今後の課題として、凸部分には塗布はしないように配慮が必要であります。
現場で材をカットして施工します。
続きまして、外壁の木壁のご紹介です。
今回、木壁貼りとして使用する材は、相模川流域材を越井木材工業様にて、熱処理を行い、ウォルナット色の塗装をしていただきました。
木壁を施工するために、サイディングの上に下地の胴縁を横方向にビス止めし、その上に木壁を縦張りで施工します。
サッシや、換気ガラリ廻りには、コーキングではなく、
納まりが良くなる様、木の縁を回していただきます。
匠の技!! バルコニー廻りもしっかりと計算されています。
職人さんの知恵・技術の結晶です。本当に有難うございます!
(施工途中)
(施工後)
下地のサイディングとはまた違うコントラストで、完成がとても楽しみですね!
写真では反対側にあります「市民の森」の植栽と、木壁の風合いがとてもよくマッチしております。
ここで一つ問題が!
木壁の仕上がりより、換気ガラリが33ミリ凹んでしまうと職人さんより連絡がありました。
納まりをよくするため、職人さんから知恵を頂き、ガラリを上につける事に。
しかしながら、ガラリはシルバー色の1色しかありません。
そのままでつけると、色が合わない・・・
そこで、考えた結果!ウレタン塗装していただいた工場へ問い合わせし、木壁と同じ色で塗装を行ったガラリカバーを後日現場で嵌め込むことになりました。
様々な場面で、色々な方々に助言いただき、お知恵を授けていただき、現場が進んでいます。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
完成の写真につきましては、次回3月にご紹介いたします。
引き続きご覧いただければ、幸いでございます。
林業活性化のために!
安定的な森林の材の供給のために!
材の活用の拡張のために!
我々インテリジェンスネットワークは、
今後も努力を弛まず、継続して挑戦していく所存であります!
(完成イメージパース)
建築メンテナンス担当より