ニュース&お知らせ

一覧に戻る

2021/11/02 「藤ノ木」と「井戸の息抜き穴」の扱い



いつも弊社HPをご覧くださり感謝申し上げます。
環境と地域を元気にする、「5層木骨マンション建築プロジェク
ト」の進捗状況をお知らせします。
 
今回はお施主様の要望である「代々の遺言としてお父様より大切
に扱うように、語り継がれた。」母屋脇にあった、「藤ノ木」と
「井戸」の処理です。
 
下記写真の「藤ノ木」は、お施主様の曽祖父様が藤ノ木を雑な扱
いをした翌日より、体調に異変が現れたと云い伝えられた「藤ノ
木」です。今年の1月に、藤の木を移植する為、根っこの処理
(根まき/一部根切り)を行いました。


      
そんな言い伝えを指示された我々、工事業者は「藤ノ木」と「井
戸」の作業に取り掛かる前には、「藤ノ木」と「井戸」が東側に
仰ぎ作業員全員で「井戸の神様」「地の神様」をお迎えし「お神
酒」と「清塩」で四方をお祓いしKF家に代々伝わる「藤ノ木」
と「井戸」を清め各神様への無災害/無事故をお祈りしました。
 
 
 
下記写真は、丁寧に「藤ノ木」を仮植えした時の写真です。
しかし、藤ノ木の葉が萎れてしまい、小生を含め作業員一同は心
穏やかではいられません。最大限の取り扱いをしましたが、何と
か元気になってもらいたいものです。


 
下記の写真は、200年以上前より使用していた、井戸の息抜き
穴(土管)ですが、慎重に掘り進めて行くと土管は一節のみだっ
た為、お施主様よりお聞きし「井戸がある」と云われていたので
、慎重に探り堀を行っていきました。



すると、一節の土管した1500mm下に別の土管が現れました。
下の土管より図り棒を差し込むと更に2000mm程で井戸底に
到達しました。お施主様と協議の結果、井戸の息抜きは新設して
残す事になりました。
 


我々の業界では、井戸の扱いを誤れば祟りや災害があるとの言い
伝えがあり、多くの作業員より井戸の扱いを雑に扱ったことで怪
我や災害などに見舞われたとの話は数多くあります。
 
こちらの井戸は、生かす事で「ほっと」したのは、小生だけでし
ょうか?数百年使用された「井戸」には、神様が宿ると云われて
いますので、感謝の気持ちを持ち、息抜きを丁寧に新設させて頂
きます。
 
下記写真は、井戸の神様が息を出来るように「生き抜き穴」を仮
の塩ビ管で養生しまた。今後は、新設する井戸復元のお知らせを
させて頂きます。


 
以上、インテリジェンス・ネットワーク建築部門は、
 お客様のご意向をお聞きし、出来る限り要望に沿い、
       丁寧な建築工事作業を進めてまいります。

ページの先頭へ

一覧に戻る