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2013/02/07 道志村シンポジウム参加



本日も弊社ホームページへアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。

2月6日は関東地方にて雪が降りましたね。とはいえ、気象庁が予報していた「大雪」には及ばない結果となりました。前日までの予報では都心でも10㎝雪が積もるとの事で、各列車も予め間引き運転の実施を決めていた様子でした。が、夜が明けてみると雨・雨・雨、時折雪交じりの時間帯もありましたが、積もる程の雪は降りませんでしたね。お蔭で、間引きされた電車は大混雑となった様子で、大変でしたね。
予報は外れたにせよ、雪が積もらない事の方が断然ありがたい事ではあります。

さて、2013年の住宅市場予測はシンクタンクによって多少ばらつきはあるものの、90万戸前後と予測されています。これはリーマンショック後、4年連続で改善ということになるようです。ただし、長期的な新築着工は減る一方で、既に住宅は800万戸近く余っており、住宅購入中心層である30代は絶対的に減少しています。
また、不動産情報サービスのアットホーム調べによると、2012年12月の価格動向について、マンション成約価格の平均は前年同月比より7%下落し2,034万円で2ヶ月連続のマイナスで、新築戸建は成約平均価格が3,259万円で前年同月比より0.7%下落し4ヵ月連続のマイナスであったという事です。
 ただ、昨年末より安倍政権となり、日銀による物価目標2%の導入で、消費者の住宅ローン金利動向に対する関心が高まっている事も確かです。物価上昇に伴い金利が上昇すれば、支払額が膨らむ可能性があるからです。先行きの金利上昇を見越した住宅購入や、ローン借り換えに踏み切るケースの増加も予想されます。住宅は“人生最大の買い物”なだけに、アベノミクスの影響を見極めようとする動きは今後も強まることでしょう!

さて、今回のご報告は1月29日に行われた、山梨県道志村主催の「森林再生シンポジウム2013」です。場所は横浜市中区山下町にありますワークピア横浜にて行われました。
13時30分開会予定で、会場は前列を除いてほぼ満席状態、道志関係者を含めて100名以上を優に超す来場者数はあったように思います。

受付を通り過ぎて会場入り口目の前に、現在建築中であります三ツ沢西町共同住宅の模型を置かせて頂きました。

多くの方に興味を持って頂き、足を止めてご覧頂きました。

≪シンポジウムの目的≫

道志村の森林より湧き出た水は100年以上の長い間、横浜市民の貴重な水道水として供給されてきました。しかし、緑豊かな水源林は伐期を迎えた民有林(人工林)が手つかずの状態にあり、荒廃が進んでいます。森林を健全な姿に取り戻すことは、水源のみならず地球環境に寄与する大切な役割を担うことになります。このため、都市の人達の協力を得て、一刻も早く森林の再生を実現したいと考えています。(~プログラム 目次より~)

  • 13:30~ 開会挨拶 

    主催者挨拶

  • 道志村役場産業振興課長より挨拶

    道志村村長より挨拶

    道志村議会議長より挨拶

  • 13:40~ 来賓挨拶 

  • 林野庁林政部より挨拶

    横浜市水道局浄水部長より挨拶

    道志横浜友好市民の会代表より挨拶

続いての基調講演は、予定では東京大学名誉教授であります、養老孟司先生にて行う予定でありましたが、インフルエンザにて出演が難しくなりまして、急遽林野庁林政部の方の講演となりました。

ドイツやフィンランドは森林整備について日本より根付いていて、町中をブルドーザーが走るなんて事が当たり前だったりする様です。
また、海外には木造で8・9階の建物があるそうです。驚きです。

その後休憩をはさみまして、道志村村長より、道志村の取り組む施策についてのお話がありました。

【道志村(施策)について学んだ事】

●道志村の水は赤道を越えても腐らない水という事

●横浜市や有識者、住民の知恵を活用し持続的な村づくりを行い「日本一の水源の郷をめざして」いる事

●やまなし水源地ブランドと称し、山梨県の早川町、丹波山村、道志村の3町村が中心となり、水源地活性化を図っている事

●日本でもっとも美しい村連合会に加盟し、景観計画を策定して取組を行っている事

●温泉施設「道志の湯」に薪ボイラー設備するなど自然エネルギーの有効活用を行っている事

 

などなど、様々な方や企業との連携を組み、道志村づくり・水源地を守る為の活動をしていることを学びました。
また、道志森林再生協議会事務局長の発表でも、現在の道志村の間伐状況を改めて知る事が出来ました。‘蛇口の向こう側’である道志村は、私達が当たり前に利用している水資源を守る為、努力されています。このようなシンポジウムを通して、知る事がまず大事です。
その後のアクションとして、どの様な形で参画していくのかは人それぞれかとは思います。
この事を人へ伝えていく人、ボランティア活動に参加される人、道志村へ旅行に行ってみる人などなど、どんな形でも参画していく事が大事で、未来に大切な水を残す為に必要な事なのだと思います。

その後、予定より早めの懇親会会場へと移動となり、おいしいお料理などを頂きながら、会話を楽しむ事が出来ました。

私達インテリジェンス・ネットワーク社員一同は、
一人でも多くの人に蛇口の向こう側の現状をお伝えすると共に、
この先の未来もいつまでもおいしい水が飲める様、
努力をしていきたいと思います!!

インテリジェンス アシスト社員より

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