本日も弊社HPへアクセス頂きまして、誠に有難うございます。
師走に入り、今年もあと一月となりました・・・
日に日に寒さが増し、朝晩はコートやマフラーで身を包む姿の人々も増え、クリスマスのオーナメント、年賀状や年末ジャンボ宝くじの広告・・・年の瀬を感じるようになりましたね。
2012年を振り返りますと、本当にあっという間の1年、自身といたしましては失敗や反省、そこから改善や対策を打つ事、記録する事、毎日が勉強!と感じる年でありました。
加えて今年は「木材」への意識が大きく変わった年でもありました。
ECO検定受験(結果は・・・57点と不合格でした 涙)、
道志村の間伐体験、池谷木工所の木材製材視察、鳴沢村の集成加工工場、
あきる野への乾燥工場の視察を行い、木材に関する興味や意識が強くなりました。
また先日の新聞紙面でも『国産材の木製玩具復活』の記事があり、胸が熱くなるものがありました。
木製の玩具には、プラスチックにはない、『ぬくもり』『手触り』『木の香り』『安全性』があります。それらは「木育」として、親子のニーズが年々上昇しているそうです。
自身におきましても、もう25年前くらいになりますが、親より木製の積み木を与えられた事、その積み木の質感、いつも遊んでいたような記憶が、ふと蘇ってまいりました。
CO2吸収の間伐材活用!国内の林業推進!のためにも、上記の積み木の他、ウッドデッキ、家具なども含めた木製品の普及の取組みを継続、また参画する意識が必要ではないでしょうか。
さて、今回は木材の活用に関しまして、三ツ沢西町における共同住宅で使用する構造材、そして間柱・垂木・筋違などの羽柄材について、ご報告いたします。
今回の共同住宅におきましては、土台や大引以外はすべて、国産材を使用いたします。
【材について】
- 構造材・・・山梨唐松集成材
- 間柱・垂木、窓台、窓まぐさ、方立・・・山梨道志村産材および奥多摩産材の乾燥
- 上記 1.2のプレカット・・・千葉袖ヶ浦
2.間柱・垂木・筋違などの羽柄材
①製材
(写真)道志村 池谷木工所製材
②乾燥 あきる野へ
3.プレカット
プレカット工場へ納入立ち合いのため、千葉袖ヶ浦のプレカット工場へ向かいました。
雲一つ無い晴天、時折風も強い日でした。
(写真)横浜~レインボーブリッジ 移動中
(写真)アクアライン~千葉木更津 移動中
いよいよプレカット工場へ到着です!
(写真)プレカット工場 保管場所
工場に保管されている材は大半が外国からの輸入材で、国産材が納入されるのは非常に稀であると工場の担当者に伺い、安価な輸入材が大半を占める現状を知らされる一面でもありました。
(写真)納品された構造材 ~山梨唐松集成材~
(写真)構造材の継手、仕口部分、金物取り付け部分に加工
(写真)乾燥後の道志村・奥多摩産材の羽柄材
(写真)プレカット
プレカットが終わり、いよいよ三ツ沢の建築現場へ納入!
(写真)三ツ沢公園付近で現場納入待機するトラック
構造材、羽柄材は無事現場に納入され、11月30日より建て方が始まりました。
(写真)建て方当日、材搬入前
今後の模様は、12月7日の記者発表そして弊社HPにて引き続きご報告致します。
我々インテリジェンスネットワークは、「CO2吸収」のための国産材活用の参画、道志村水源地の間伐材の活用を通じて、問題解決型のご提案ができるように日々成長していく所存でございます!!
建築メンテナンス担当
(写真)袖ヶ浦から横浜へ移動中
~海ほたるPAから見た山梨富士山、横浜