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2018/09/11 助け合いとおもてなし精神



本日も弊社HPへアクセス戴きまして感謝申し上げます。
北海道大地震により、命を落とされた方々には心よりお悔やみを申し上げます。
また、現在でも避難生活を余儀なくされている方々、なんらかの生活に支障を来
たしている被災者の方々へお見舞いを申し上げます。
 
それでは、先週に実体験し思った感じた事を正直にお伝え致します。
9月(長月)に入り、大型台風→水災害→都市交通機能マヒ→帰宅困難者→に6
日深夜には写真1の北海道の大地震、ほんとに自然災害の脅威を感じる出来事ば
かりですね。
 
写真1「第一報北海道大地震報道」

 
やはり、災害が発生すると「待った無し」での水問題「命の水」なんですね。
いつでも、どこでも被災地の最初の問題はインフラ崩壊の為に「命を繋ぐ水」な
んですね。写真2は、お父さんお母さんと思われる方に、子供と見られる幼い子
供達が自衛隊隊員より給水を受ける為、一生懸命に助け合う兄弟の童心には本当
に目頭が熱くなるワンショト写真です。
写真のご一家には、しっかりと日本人の「助け合い」精神が受け継がれています
ね。ご両親には頭が下がる思いです。
 
また、「命の水」の次には、電力ダウンによる携帯問題ですね。
日頃、平和ボケしている小生には水問題も含めて、スマホの充電など、資源につ
いて考えさせられる映像写真です。今一度、非常用装備について関東、中部地域
での大地震発生に備える事は重要ですね。
 
写真2「給水を受ける家族」

 
写真3は、北海道地震の翌日、弊社の木造建築に関する新たな取引を検討してい
る木材加工工場視察訪問について御紹介致します。
訪れたのは横浜より高速道を飛ばして2時間、群馬県にある木材プレカット工場
に訪問、工場正面玄関前に到着すると木製鳥居を据えた神社らしき堂にとなりに
お稲荷さんのお堂が出迎えて頂きました。
 
木の神様である「五十猛神」(イソタケル)を主祭神としてお祀りしている和歌
山県に鎮座する「伊太祁曽神社」より90年前に訪問先の創業者が宮内庁より許
しを貰い、分霊を許されてお祭りしたという有難い神社との事。小生も木材を扱
う業を営む者して参拝させて頂きました。
 
写真3「木製鳥居・お稲荷さん」

 
工場内のレクチャーを30分程受け、90分程色々な工場内の取り組みの説明を受
けながら工場内視察をさせて戴きました。工場内はトヨタ方式の「改善」を導
入し、多くのラインが24時間体制で稼働しているとの事です。
木の神様をお祭りするほどの情熱を持った創業者から90年経過した社風は、脈
々と受け継がれている様に感じました。小生も創業者として31年業を営んで来
ましたがこちらの会社を見ると、未来の弊社はどの様になっているのか?不安
が過ります。
 
写真4「プレカット工場見学」

 
工場視察が終わり、少し遅い昼食を取るためにインターネットの検索で見つけた
訪問工場より車で5分程度の場所にある「手打ち蕎麦屋さん」です。
お店の外観はごく普通の民家の様で看板を見ると欅の看板に期待を込めて入店。
 
写真5「昼食に訪れた蕎麦屋」

 
店内に入ると写真6の「欅の板」にそば粉を打つ・延ばす彫刻に素漆を施すこだ
わりの板細工に、店主の蕎麦に対するこだわりが読み取れました。
板細工は、本当に派手さの無い彫刻ですが、何故か心が落ち着き蕎麦の登場が待
ちどおしく感じましたね。
 
写真6「欅彫り」



 

 
そして、注文したお蕎麦の待ち時間に店内を眺めて居ると天井に近い神棚と思わ
れる所に写真7の「福助」と木製「ふくろうが」が挨拶をしているでは有りませ
んか・・・・
夫婦(60代)2人だけで営むお蕎麦屋さんの無言の「お・も・て・な・し」の
心意気に敬意を払う気持ちが沸き上がって来ましたね。
 
小生が注文した「鴨せいろ」は、あまりにも芸術品とも言いたくなる程で、光沢
のある蕎麦と鴨肉、ネギの甘みに、七味唐辛子と大根おろしとの絶妙な「つけ汁
」には美味しさの感動で「鴨せいろ」の写真を収め忘れた事が悔やまれてなりま
せん。
 
蕎麦好きである小生は、全国の蕎麦を食べ歩きましたがこちらの鴨せいろ蕎麦は
食べ歩いた蕎麦屋では、3本の指には入ると自負しています。
本当に美味しいお蕎麦と「おもてなし」を有難う御座いました。
 
写真7「福助・ふくろう」

 
以上、最後までお付き合い頂き有難う御座います。
INTグループ社員一同は、様々な見聞を広げ地域社会へ貢献する事を目指し
業務に取り組んでまいります。どうぞご指導の程、宜しくお願い致します。

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