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2018/06/21 お中元について



本日も弊社HPをご覧いただきましてありがとうございます。
 
「雨 ライン イラスト」の画像検索結果
梅雨らしい曇り空が続いていますね。
夏生まれの私は、やはり夏が大好きですが、年々暑さには弱く
なってしまって、涼しい今の時期もいいなぁと感じることがあり
様々なところでアラフォーを感じる今日この頃です。
 
                        「アジサイ イラスト」の画像検索結果
さて、この時期お中元について検討されている方も多いかと思います。
 
お中元の“中元”は、中国の民族宗教である「道教」の三元の
ひとつ、中元にあやかったものだそうです。
三元とは、上元・中元・下元の3つの祭日をまとめた言葉です。
中元は旧暦の7月15日で、この日は、土皇、四維八極の神々を
統括する「地官赦罪大帝(ちかんしゃざいたいてい)」が誕生した
日といわれています。
この神は人々の様々な罪を許すとの伝説があり、中国の信徒は中元
の日に一日中、火を焚いて、自分が犯した罪を懺悔したそうです。
火の懺悔の後は、さらにその罪滅ぼしのため、近隣の人たちに贈り
物をしたといいます。
これがお中元の源になったといわれています。
                   フリー写真 風呂敷に包まれたお中元と麦茶
また、旧暦7月15日といえば日本ではお盆の送り火の頃で
子方が親方へ正式訪問する「盆礼」が行われていました。
盆礼ではそうめんや米、塩さばなどを贈答品として手渡す風習が
あり、これと中元が合わさってお中元という日本古来の文化に
なったといわれています。
お中元は室町時代、公家の間で広まっていき、江戸時代には庶民
にもなじみのある慣習へと変化していきました。
その時代に贈答品として重宝されていたのは、うどん、そうめん
などの乾麺だったようです。
また、お中元の意味である、
「お世話になった人への感謝を贈り物で表す」
もこの時代に芽生えたといわれています。
 
しかし、感謝の意を表すには相応しくないものもあります。
まずは「刃物」。
オシャレなペディナイフとか贈り物に向いていそうですが、刃物は
縁を切るという意味にもつながります。
また、踏みつけることを連想させる「履物・靴下」も除外、
さらに「カバン・時計・文房具」は、仕事道具でもあるので上司な
どに贈ると「勤勉に働け!」という僭越な意味に捉えられてしまう
のだそうです。
 
お中元自体が若い世代になればなるほど縁遠いものになっている
昨今ですが、遠方で日頃感謝を伝えられない方へ、その方を想って
どんな品物がいいかな、前回お会いした時はこうだったからこうし
ようと思い巡らせる時間も大切にしたいものですね。
「お中元 イラスト 素材 フリー」の画像検索結果
 
~我々インテリジェンス・ネットワーク一同は
人との繋がりを大切に、日本の古き良き伝統も
継承して参ります!!~

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