2017/08/24 サービス付高齢者住宅向け設備について
本日も弊社HPをご覧いただきましてありがとうございます。
今回は母業兼業アシスト社員がお送りします。
小学校の夏休みも今週で終わり。
母としては給食が始まることが実はなによりうれしいです。
さて、今回は
サービス付き高齢者向け住宅の現状と今後についてです。
高齢化が進む中、単身の高齢者の住まいや環境については、
業務の中でも問題として挙がる事が増えてきました。
現在国交省住宅局HPにて、
地域包括ケアシステムの構築等に向け、
サービス付き高齢者向け住宅の質の向上や適正立地など、
時代のニーズに即応した施策の徹底した見直しについて検討するため、
関係者の横断的な連携のもと設置された検討会について
公表されています。
弊社としても関わりが今後益々増えていくと思いますので
動向については注視していきたいです。
検討会内容の概要は以下の通りです。
(今後の方向性)
(今後の方向性)
・空間の質の高い住宅の供給促進や共用空間のあり方検討
(夫婦向けの供給促進ガイドライン策定)
・既存ストックの活用促進
(今後の方向性)
・状況把握・生活相談サービスの提供体制の強化
(提供体制のあり方検討、先導的取組みの支援 等)
・地域における生活支援サービスの提供体制の確保
(地域支援事業によるサービス提供促進 等)
・入居者等による住宅の運営への関与(運営懇談会)
・空き家を活用した低所得高齢者向け住宅の供給
(空き家を活用した低廉な住宅供給の仕組み検討、住居費支援等)
・居住支援の充実
(居住支援協議会の取組の推進、見守りサービスの提供等に係る
モデル的な取組みの支援 等)
我々インテリジェンスネットワーク一同は、
常に時代の先を見据えて業務に取り組んで参ります!!
本日も弊社HPをご覧いただきましてありがとうございます。
今回は母業兼業アシスト社員がお送りします。
小学校の夏休みも今週で終わり。
母としては給食が始まることが実はなによりうれしいです。
さて、今回は
サービス付き高齢者向け住宅の現状と今後についてです。
高齢化が進む中、単身の高齢者の住まいや環境については、
業務の中でも問題として挙がる事が増えてきました。
現在国交省住宅局HPにて、
地域包括ケアシステムの構築等に向け、
サービス付き高齢者向け住宅の質の向上や適正立地など、
時代のニーズに即応した施策の徹底した見直しについて検討するため、
関係者の横断的な連携のもと設置された検討会について
公表されています。
弊社としても関わりが今後益々増えていくと思いますので
動向については注視していきたいです。
検討会内容の概要は以下の通りです。
- 1.供給状況と立地
- 現状)
- ・全体としては順調に供給されているが地域別にみるとばらつきがある。
- ・一部は地価の安い郊外部に立地する場合が存在し、
- 公共交通機関や医療機関へのアクセスが悪いと
- 必要なサービスが受けにくく、利便性が低下する恐れがある。
(今後の方向性)
- ・地域に即した高齢者向け住宅に係る計画や供給方針の策定促進
- ・計画等に基づく立地誘導の促進
- ・計画策定等における分野間の連携の促進
- 2.空間の質の向上
- (現状)
- ・25平米未満が約8割を占めるなど居室面積が狭く、
- 浴室などが共用のものが大半。
- ・共有部分の空間のルール化もされていない。
- ・既存住宅等活用や未利用の公的不動産の活用は限定的。
(今後の方向性)
・空間の質の高い住宅の供給促進や共用空間のあり方検討
(夫婦向けの供給促進ガイドライン策定)
・既存ストックの活用促進
- 3.サービス
- (現状)
- ・入居者は要介護高齢者が約9割、認知症自立度Ⅱ以上高齢者が約4割。
- ・見守りサービスの人員体制・資格にバラツキ。
-
- ・97%が食事提供や入浴等の生活支援サービスを提供。
- 有料老人ホームとの制度の違いやサービスの内容が分かりにくいおそれ。
- ⇒ニーズに合ったサービスを選択できる環境整備が課題。
- ・約77%に高齢者生活支援施設が併設され、必要に応じたサービスを提供。
- 一方、囲い込みや過剰な介護保険サービス提供のおそれ。
- ・将来的な入居者の要介護度の重度化等への対応に課題。
- ・低所得高齢者のサ高住の入居費用の負担は困難。
- ⇒低所得高齢者向け住まいの供給スキーム構築が課題。
(今後の方向性)
・状況把握・生活相談サービスの提供体制の強化
(提供体制のあり方検討、先導的取組みの支援 等)
・地域における生活支援サービスの提供体制の確保
(地域支援事業によるサービス提供促進 等)
・入居者等による住宅の運営への関与(運営懇談会)
・空き家を活用した低所得高齢者向け住宅の供給
(空き家を活用した低廉な住宅供給の仕組み検討、住居費支援等)
・居住支援の充実
(居住支援協議会の取組の推進、見守りサービスの提供等に係る
モデル的な取組みの支援 等)
- 4.運営等
- (現状)
- ・介護系(約67%)の事業者が多く、事業者自らが生活支援 サービスを提供。
- サブリースによる供給が中心。
- ・サ高住の基本的な性格・多様性が十分理解されていない。
- ・事業者の廃業時には居住継続が図られないおそれ。
-
- ⇒情報提供の充実、居住の安定確保の取り組み課題。
- (今後の方向性)
- ・サ高住と医療・介護サービスとの連携の推進
- (医療機関・介護サービスとの連携が図られたものへの支援の重点化、
- 設備更新やサービス施設等の併設の促進等)
- ・地域の医療・介護サービス拠点の整備促進
- (「拠点型サ高住」の供給促進、訪問介護等のサービス事業所の
- 用途制限の合理化 等)
- ・介護サービス利用の適正化
- (有料老人ホーム指導指針による指導監督、
- ケアプランの調査点検の推進 等)
- ・情報提供の充実
- (登録情報の充実、第三者が住宅やサービスを評価する仕組みの構築等)
- ・適切な需要予測と多様な資金調達の促進・入居者の移住安定確保
- (事業の引継ぎ先の確保、移住支援 等)
我々インテリジェンスネットワーク一同は、
常に時代の先を見据えて業務に取り組んで参ります!!