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2015/04/09 地鎮祭について



本日も弊社ホームページにアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
 
とうとう4月に入り、日本各地では桜が次々と見頃となっているようです。
余談ですが、先日私も家族とお花見に行ってまいりました。
花見と言っても桜の木の下にレジャーシートを敷き、お弁当を食べて…といった形ではなく、川沿いに植えられた桜並木を散歩する、という実に簡単な花見ですが、それでも十分に桜の美しさを堪能することができました。
 

 


日本には四季が存在し、どの季節にも自然の美しさを感じることができます。
しかし、地球温暖化をはじめとする環境破壊によって、将来的にこの美しさが損なわれてしまう事態は絶対に避けなければなりません。
弊社は不動産業・建築業だからこそできる環境保全活動として、「水源シリーズ」をはじめとする社会貢献型の木造建築に力を入れています。
自然の源たる森林や川を守ることで自然環境とうまく付き合いながら、共存して生きていけるように日々模索しております。ご興味がおありの方は是非弊社ホームページをご覧ください。

 
さて、上記環境の話とは別に、これからお花見を考えている方は急いだ方が良さそうです。晴天も束の間、全国的に雨模様となる恐れが高く、これによりお花見チャンスは下降の一途を辿ると思われます。
皆様もぜひ、春を満喫する最後のチャンスにお出かけされてはいかがでしょうか。
今回は地鎮祭について紹介したいと思います。
 
まず地鎮祭とは何か?と思われる方がいらっしゃると思いますが…。
 
◆地鎮祭とは?
「じちんさい」または「とこしずめのまつり」とも言います。
日本では土地には神様が宿ると考えられており、古くから行われてきた伝統と格式ある儀式です。
その目的としては、
①家を建てる為にその土地神様に許可を得る為
②工事の無事や竣工後の家の繁栄を祈る為 
以上のことから行われます。
 
◆必ず行うものなのか?
そういうわけではありません。行わなかったからといって、決して祟りが発生したり家が潰れるということはございません。
しかし、職人にとっては安心・安全な工事を行う為の緊褌一番(きんこんいちばん)のきっかけとなる儀式ですし、家を建てる施主にとっても長く住まう土地への挨拶・感謝として重要な儀式だと考えます。
ですので、機会が得られた方はぜひ行うことをおすすめします。
 
◆式の内容
1.修祓(しゅばつ)の儀…神主のお祓いにより、お供え物および参列者を清める。
2.降神(こうしん)の儀…神様を降ろしお招きする。
3.献饌(けんせん)の儀…神様にお供え物を捧げる。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)…神様に対して工事に安全や家の繁栄を祈る。
5.切麻散米(きりぬささんまい、四方祓いとも)…土地の四隅を祓い清める。
6.地鎮の儀…初めてその土地に手をつける。
   刈初(かりそめ)の儀:設計者が鎌で忌み砂の草を刈る
   穿初(うがちぞめ)の儀:施主が鍬で砂を起こす
   土均(とちならし)の儀:施工者が鋤で砂を均す
7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀…施主、設計者、施工者の順に、神に玉串を奉り拝礼。
8.撤饌(てっせん)の儀…お供え物を下げる。
9.昇神(しょうしん)の儀…お招きした神様にお帰りいただく。
10.神酒拝戴(しんしゅはいたい)…乾杯し、お供え物の御下がりをいただく。(=直会)
 
地鎮祭とはどういった儀式なのか、おわかりいただけたでしょうか。
弊社でも建築を手がけた際には行っており、実際先月3月25日に白楽モデルⅠの新築工事の地鎮祭を行いました。

 

私は人生の中で初めて地鎮祭というものを経験いたしました。
聞いたことのない単語や用語が多く、戸惑いながらも上司とともに開催準備に奔走し、何とか無事に行うことが出来ました。
反省すべき点は多かったですが、今回の件は非常に勉強になったと思います。
 
これから本格的に始まる建築工事が、滞りなく進むように祈願すると同時に、少しでも住む方にとって快適な家となるように、施工会社として努めてまいりたいと思います。
 
私たちインテリジェンス・ネットワークは、皆様が快適な生活をおくるための、快適な居住空間を提供出来るように、日々精進してまいります
 
アシスト社員より
 
【住宅購入ポータル 住まいの殿堂】最終閲覧 H27.4.3

http://www.sumai-dendo.jp/etc/index.html
 

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