2014/05/29 水源シリーズ ~K様邸新築工事・働くママの家~ vol.2
本日も、弊社ホームページをご覧いただきまして、有難うございます。
先日、2016年から「8月11日は山の日(祝日)」という改正祝日法が成立しましたね。
制定の背景や理由として、『山の恩恵に感謝し、豊かな自然を次世代に残す~』、
八(8月)が山の形に、日の11は木の形を連想することからも、8月11日に決まったそうです。
また、お盆休みの前ということもある様です。
※ちなみに、海の日が祝日化されたのは、今から18年前の1996年(平成8年)でした。
せっかく「山の日」と制定されるならば、森林資源への感謝も込めて、ハイキングや自然豊かな山での
キャンプ、散策などに積極的に充てたいですね。
最近では、『WOOD JOB!(ウッジョブ)神去 なあなあ日常』(矢口 史靖監督)が公開されました。
内容は、「林業」をテーマにした笑いと感動のストーリーで、林業関係者や各地方で期待されているそうです。
弊社ホームページでもご案内しましたが、「道志村間伐体験ツアー」は大変有意義でありました。
このように、川上の山元へ行き、間伐体験や、水源林整備の状況、地元の特産物をお土産として購入する事も、『山の恩恵に感謝する』啓発活動の一環ではないでしょうか。
(写真左)道志村での間伐体験の様子
(写真右)道志村キャンプ場での昼食(丸太は腰掛に)
間伐体験でほどよく汗を流して、森林の中で食べるお弁当は格別でした!
さて、本日は、
水源シリーズ ~K様邸新築工事・働くママの家~ vol.2についてご紹介いたします。
先日の道志村間伐体験にもご参加になったK様ご夫妻は、実際に使用する木材と同じ材料を
目の前で製材する所を見学、間伐体験ができた事を大変お喜びになりました。
御施主様に
『(山元に行き)見てもらう!
(間伐体験、製材所見学で)触れてもらう!
(建築工事で水源地資源を)使ってもらう!
(周りの人へ)伝えてもらう!』
森の循環推進協議会の合言葉
『見てもらう!触れてもらう!
使ってもらう! そして、伝えてもらう!』
の通りです。
今後も、さらに触れて頂ける機会、啓発活動を継続して参ります。
それでは、K様邸新築工事の進捗についてご紹介いたします。
【建築地の進捗】
地 鎮 祭
お天気もよく晴天で日差しが強い中、地鎮祭は無事完了いたしました。
根切り・遣り方
こちらの建築地は、神奈川県教育委員会において
『大和市(遺跡)埋蔵文化財包蔵地』の対象地域と指定されており、
基礎工事の掘削の際に、大和市の文化財担当者に立会をして頂く必要が
ありました。幸いに埋蔵文化財は発見されませんでしたので、
工事の中断をする事なく、次の工程へと進めていくことが出来ました。
配 筋 検 査
ベタ基礎、鉄筋は、戸建住宅ではあまり使用しないD13、ピッチ200を採用。
コンクリ打設
【木材供給の進捗】
K様邸新築工事では、柱、土台、大引、束に山梨産桧材を使用、
梁・桁・母屋等の横架材に山梨・栃木産杉の集成材を使用いたします。
(写真)プレカット工場へ出荷直前の山梨県産桧材(提供:池谷木工所 池谷社長)
お願いしました。
(写真)プレカット工場へ出荷直前の集成材及び羽柄材(提供:栃木県集成材協業組合)
【木材利用ポイントについて】
~木材利用ポイント公式バナー~
「木材利用ポイント」申請ポイント数
■木造構造材
山梨産 桧材及び山梨・栃木 杉集成材 約15㎥
→30万ポイント
■内装木質化 ~床フローリング材~
山梨産or小国産 杉材(厚み17ミリ)72㎡
→16.8万ポイント
上記の合計ポイント →46.8万ポイント
5月末には、横浜市内のプレカット工場株式会社マツモトへ納入、上棟までにプレカットを
約1週間の間で行いまして、建て方は6月11日~13日の間に予定しております。
そちらにつきましても、今後ご紹介いたします。
(写真)株式会社マツモト 朝比奈工場
【太陽光補助金制度について】
K様邸新築工事におきましては、太陽光発電システムを約5.7KW搭載予定です。
太陽光の補助金制度について下記に列挙致します。
申請~着工~補助金交付申請 まで流れがございますので、よく理解してお施主様に
ご説明差し上げるためには、常日頃より情報を吸収する義務があります。
※HEMS機器
経済産業省の「住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
(HEMS機器導入支援事業)」の対象となる設備。
※住宅用太陽光発電システム
・太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値又はパワーコンディショナの
定格出力の合計値が10kW未満のもの
・再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく設備認定を受けられる機器
■補助金:HEMS機器 ・・・上限1万円
住宅用太陽光発電システム・・・1KW あたり 1.5万円 (上限5万円)
※詳細は、神奈川県HPに記載がございます。
実績報告書を提出できる方、他条件あり。
■補助金:出力1kw当たり15,000円、(上限52,000円)
K様邸新築工事では、5.7KW搭載の予定でございます。
上記の神奈川県の補助金制度を利用した場合、不動産取得税も1/2に軽減されるそうです。
こちらについても、条件としてHEMS機器の導入が必須です。
ここで・・・HEMSとは何か・・・
『Home Energy Management System(ホームエネルギーマネージメントシステム)』の頭文字で、
エネルギー管理システム全体を意味するものです。
ポイント【1】『機器ごとの瞬間の消費電力を表示』
設定温度変更時や長時間稼働時など消費電力が目に見えます。
ポイント【2】『機器ごとの1ヵ月の消費電力量を表示』
毎月の消費電力量がグラフ化されるので、請求書が届いたときにも
使用傾向が一目で分かります。
ポイント【3】機器の消費電力を部屋ごとにまとめて表示
出かける前に確認すると、
「子ども部屋、電気つけっぱなしかな・・・」という切り忘れの確認や
無駄な使用も発見でき、節電につながります。
ポイント【4】1時間ごとの消費電力量の変化をグラフ表示
一日ごとにグラフ化されるので、昨日より今日電力量が増えた理由を
家族で話合ったり、原因を考えたりできます。
HEMSのポイントを4点ご説明しましたが、
働くママにとって、普段の留守中の電力量や、太陽光の売電状況なども
外出中・移動中にも確認できる『電力見える化』は魅力あるシステムではないでしょうか。
以上、K様邸新築工事の進捗報告でございました。
(写真)完成イメージ模型 ※屋根は外す事ができ、中も表現されております。
今後の進捗につきましては、6月末頃アップ予定でございます。
ここで、森の循環推進協議会より告知がございます。
6月11日、 横浜商工会議所 横浜シンポジアにおきまして
『平成26年度 森の循環推進協議会・サポーター会総会』
『森の循環フォーラム2014』 を開催いたします。
『森の循環フォーラム 2014』では
横浜国立大学 地域実践教育研究センター長 都市イノベーション研究院
佐土原教授を基調講演者としてお招き、パネルディスカッションでは、
林野庁・林政部、神奈川県・環境農政部、 山梨県・森林環境部、
横浜市・建築局、水道局、温暖化対策統括本部、JR東日本建築設計事務所、
公益社団法人 神奈川県宅地建物取引業協会 そして横浜国立大学 佐土原教授に
パネリストとしてお越し頂きます。
ご興味のある方はお時間の許す限り、是非ご来場くださいませ。
今後も、水源地資源を建築分野において『水源シリーズ』の実績を作り、
啓発活動を継続し、水源地の木材の利用にご理解いただける御施主様に『よかった』
とご満足いただける様、努力を重ねていく所存でございます。
最後までご覧いただきまして、有難うございました。
建築メンテナンス担当
本日も、弊社ホームページをご覧いただきまして、有難うございます。
先日、2016年から「8月11日は山の日(祝日)」という改正祝日法が成立しましたね。
制定の背景や理由として、『山の恩恵に感謝し、豊かな自然を次世代に残す~』、
八(8月)が山の形に、日の11は木の形を連想することからも、8月11日に決まったそうです。
また、お盆休みの前ということもある様です。
※ちなみに、海の日が祝日化されたのは、今から18年前の1996年(平成8年)でした。
せっかく「山の日」と制定されるならば、森林資源への感謝も込めて、ハイキングや自然豊かな山での
キャンプ、散策などに積極的に充てたいですね。
最近では、『WOOD JOB!(ウッジョブ)神去 なあなあ日常』(矢口 史靖監督)が公開されました。
内容は、「林業」をテーマにした笑いと感動のストーリーで、林業関係者や各地方で期待されているそうです。
弊社ホームページでもご案内しましたが、「道志村間伐体験ツアー」は大変有意義でありました。
このように、川上の山元へ行き、間伐体験や、水源林整備の状況、地元の特産物をお土産として購入する事も、『山の恩恵に感謝する』啓発活動の一環ではないでしょうか。
(写真左)道志村での間伐体験の様子
(写真右)道志村キャンプ場での昼食(丸太は腰掛に)
間伐体験でほどよく汗を流して、森林の中で食べるお弁当は格別でした!
さて、本日は、
水源シリーズ ~K様邸新築工事・働くママの家~ vol.2についてご紹介いたします。
先日の道志村間伐体験にもご参加になったK様ご夫妻は、実際に使用する木材と同じ材料を
目の前で製材する所を見学、間伐体験ができた事を大変お喜びになりました。
御施主様に
『(山元に行き)見てもらう!
(間伐体験、製材所見学で)触れてもらう!
(建築工事で水源地資源を)使ってもらう!
(周りの人へ)伝えてもらう!』
森の循環推進協議会の合言葉
『見てもらう!触れてもらう!
使ってもらう! そして、伝えてもらう!』
の通りです。
今後も、さらに触れて頂ける機会、啓発活動を継続して参ります。
それでは、K様邸新築工事の進捗についてご紹介いたします。
【建築地の進捗】
地 鎮 祭
お天気もよく晴天で日差しが強い中、地鎮祭は無事完了いたしました。
根切り・遣り方
こちらの建築地は、神奈川県教育委員会において
『大和市(遺跡)埋蔵文化財包蔵地』の対象地域と指定されており、
基礎工事の掘削の際に、大和市の文化財担当者に立会をして頂く必要が
ありました。幸いに埋蔵文化財は発見されませんでしたので、
工事の中断をする事なく、次の工程へと進めていくことが出来ました。
配 筋 検 査
ベタ基礎、鉄筋は、戸建住宅ではあまり使用しないD13、ピッチ200を採用。
コンクリ打設
【木材供給の進捗】
K様邸新築工事では、柱、土台、大引、束に山梨産桧材を使用、
梁・桁・母屋等の横架材に山梨・栃木産杉の集成材を使用いたします。
- (1)柱・土台・大引・束 (山梨県産・無垢桧材)
(写真)プレカット工場へ出荷直前の山梨県産桧材(提供:池谷木工所 池谷社長)
- (2)梁・桁・母屋等の横架材 (山梨県産×栃木県産 杉集成材)
お願いしました。
(写真)プレカット工場へ出荷直前の集成材及び羽柄材(提供:栃木県集成材協業組合)
【木材利用ポイントについて】
~木材利用ポイント公式バナー~
「木材利用ポイント」申請ポイント数
■木造構造材
山梨産 桧材及び山梨・栃木 杉集成材 約15㎥
→30万ポイント
■内装木質化 ~床フローリング材~
山梨産or小国産 杉材(厚み17ミリ)72㎡
→16.8万ポイント
上記の合計ポイント →46.8万ポイント
5月末には、横浜市内のプレカット工場株式会社マツモトへ納入、上棟までにプレカットを
約1週間の間で行いまして、建て方は6月11日~13日の間に予定しております。
そちらにつきましても、今後ご紹介いたします。
(写真)株式会社マツモト 朝比奈工場
【太陽光補助金制度について】
K様邸新築工事におきましては、太陽光発電システムを約5.7KW搭載予定です。
太陽光の補助金制度について下記に列挙致します。
申請~着工~補助金交付申請 まで流れがございますので、よく理解してお施主様に
ご説明差し上げるためには、常日頃より情報を吸収する義務があります。
- 1.国の補助金
- 2.神奈川県の補助金
※HEMS機器
経済産業省の「住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
(HEMS機器導入支援事業)」の対象となる設備。
※住宅用太陽光発電システム
・太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値又はパワーコンディショナの
定格出力の合計値が10kW未満のもの
・再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく設備認定を受けられる機器
■補助金:HEMS機器 ・・・上限1万円
住宅用太陽光発電システム・・・1KW あたり 1.5万円 (上限5万円)
※詳細は、神奈川県HPに記載がございます。
- 3.大和市の補助金
実績報告書を提出できる方、他条件あり。
■補助金:出力1kw当たり15,000円、(上限52,000円)
K様邸新築工事では、5.7KW搭載の予定でございます。
上記の神奈川県の補助金制度を利用した場合、不動産取得税も1/2に軽減されるそうです。
こちらについても、条件としてHEMS機器の導入が必須です。
ここで・・・HEMSとは何か・・・
『Home Energy Management System(ホームエネルギーマネージメントシステム)』の頭文字で、
エネルギー管理システム全体を意味するものです。
ポイント【1】『機器ごとの瞬間の消費電力を表示』
設定温度変更時や長時間稼働時など消費電力が目に見えます。
ポイント【2】『機器ごとの1ヵ月の消費電力量を表示』
毎月の消費電力量がグラフ化されるので、請求書が届いたときにも
使用傾向が一目で分かります。
ポイント【3】機器の消費電力を部屋ごとにまとめて表示
出かける前に確認すると、
「子ども部屋、電気つけっぱなしかな・・・」という切り忘れの確認や
無駄な使用も発見でき、節電につながります。
ポイント【4】1時間ごとの消費電力量の変化をグラフ表示
一日ごとにグラフ化されるので、昨日より今日電力量が増えた理由を
家族で話合ったり、原因を考えたりできます。
HEMSのポイントを4点ご説明しましたが、
働くママにとって、普段の留守中の電力量や、太陽光の売電状況なども
外出中・移動中にも確認できる『電力見える化』は魅力あるシステムではないでしょうか。
以上、K様邸新築工事の進捗報告でございました。
(写真)完成イメージ模型 ※屋根は外す事ができ、中も表現されております。
今後の進捗につきましては、6月末頃アップ予定でございます。
ここで、森の循環推進協議会より告知がございます。
6月11日、 横浜商工会議所 横浜シンポジアにおきまして
『平成26年度 森の循環推進協議会・サポーター会総会』
『森の循環フォーラム2014』 を開催いたします。
『森の循環フォーラム 2014』では
横浜国立大学 地域実践教育研究センター長 都市イノベーション研究院
佐土原教授を基調講演者としてお招き、パネルディスカッションでは、
林野庁・林政部、神奈川県・環境農政部、 山梨県・森林環境部、
横浜市・建築局、水道局、温暖化対策統括本部、JR東日本建築設計事務所、
公益社団法人 神奈川県宅地建物取引業協会 そして横浜国立大学 佐土原教授に
パネリストとしてお越し頂きます。
ご興味のある方はお時間の許す限り、是非ご来場くださいませ。
今後も、水源地資源を建築分野において『水源シリーズ』の実績を作り、
啓発活動を継続し、水源地の木材の利用にご理解いただける御施主様に『よかった』
とご満足いただける様、努力を重ねていく所存でございます。
最後までご覧いただきまして、有難うございました。
建築メンテナンス担当